C言語における%lfについて

Question

質問

質問1
%lfは何の略なのか（例　%fのfはfloating point)

質問2
printfの時の出力指定子は%fで,どうしてscanfの時は％lfなのか

Answer 1

質問1
%lfは何の略なのか（例　%fのfはfloating point)

考えても有意義ではありません（決め打ちで指定されているものですので、「そのまま指定する」以外の選択肢がありません）。

printfの時の出力指定子は%fで,どうしてscanfの時は％lfなのか

printfは可変長引数ですが、可変長引数の変数にfloatを渡そうとしても、既定の実引数拡張という変換が入って、結局はdoubleが渡されるので、floatでもdoubleでも指定子は同じものを指定する形となります（ただし、あまりに皆が間違いすぎるので、C99では%lfもdoubleを処理できるようになってしまっています）。

一方で、float*とdouble*は可変長引数で渡しても変換されない（変換できない）ので、書式を別に設定させる必要があります。

Answer 2

printfでは引き数を数値で渡すけど、floatを引き数に記述したところで暗黙的にdoubleにキャストされてしまうので、%fでdouble決め打ちで行けばそんでいい、という事情があります

Answer 3

質問1
%lfは何の略なのか（例　%fのfはfloating point)

long long intの場合に %lldであることを考えると、long floatなのでしょうね。