c言語のデータ型のshort, long, floatについて

Question

質問

short, longはintに、floatはdoubleに記憶できるデータにおいて包括されているのですがいつ使う時があるのですか？使うことによって利点がありましたら教えていただければ嬉しいです。

Comments

[episteme]

「大は小を兼ねる」のになぜわざわざ小さい型が用意されているか、ですか?

[otn]

> short, longはintに、
「short, int はlongに」の間違いでしょうか？

Answer 1

データ量が少ないとメモリアクセスが少なくて済むので、処理が早くなることが多いです。
また、最近はSIMDで複数のデータを同時に処理することが多いですが、ここで大抵の場合は扱うデータ幅が半分になれば倍の個数のデータを同時間で処理できて(この部分に関しては)処理速度が倍になります。
また例えばGPUなど環境によってはfloat用の演算器がdouble用より遥かに少ない数しか用意されていない場合があり、この場合doubleを使うと激しく遅くなります。

データ量を少なくする、計算を早くする必要がある場合に使う。と説明が本の中にあったのですが具体的にどのような場面で必要になるのでしょうか？

データ量を少なくする必要性はよいとして、
計算を早くする必要がある場合はほぼすべての場面だと思います。人間の反応速度より早く処理が終わるなら必要無いとも考えられますが、それにしても早く処理が済めば使うエネルギーが少なく済みバッテリが長持ちして好ましいです。

Answer 2

理由１　言語間結合を行うときに、他の言語やアセンブラで書かれたライブラリとのインタフェースに合わせるため

理由２ shortやfloatなどはメモリを節約したい場合。

でしょうか。

Answer 3

short, longはintに

通常は、longはintより小さくないデータ型です。

Comments

[kai20000803]

データ量を少なくする、計算を早くする必要がある場合に使う。と説明が本の中にあったのですが具体的にどのような場面で必要になるのでしょうか？

[maisumakun]

計算速度は実環境での検証が必要です（特に、floatの計算はdoubleでやってから丸める、という環境もあるので余計に遅くなることも考えられます）。

1バイトが惜しいような組み込み開発では、データ型まできっちり吟味する必要があります。