shift `expr $OPTIND - 1`の使いみち

Question

よく「shift expr $OPTIND - 1」がcase文の中で見かけるので調べたのですが

https://shellscript.sunone.me/parameter.html

上記を見ましたが、いまいち使い所がわからず
わかりやすそうなサイト等あれば教えていただきたいです。

単純に$1は-a などのオプションにあたるので
shift expr $OPTIND - 1を使えばオプション以外の引数(サイトだと"PARAMETER"という引数)
が取得できるのがメリットなのかと思いましたが、

do case $OPT in
  a ) aaa=$OPTRARG
  b ) bbb=$OPTRARG 

上記のように$OPTARで引数は取得できると思うので、shift expr $OPTIND - 1を入れる理由がイマイチ
しっくりこなかったです

Answer 1

$OPTARGで得られるのは、その後に引き数を取るオプションの場合です。

あまり意味の無い例ですが、

OUT=/dev/stdout
while getopts o: OPT
do  case "$OPT" in
    o)   OUT="$OPTARG" ;;
    esac
done
shift $((OPTIND - 1))
cat -n "$@" > "$OUT"

を、foo -o out.txt in1.txt in2.txtを起動したとすると、
shiftをしないと最後のcatは、
cat -n -o out.txt in1.txt in2.txt > out.txtになります。
shiftすると、
cat -n in1.txt in2.txt > out.txtになります。