swiftUIにて獲得したはずのアイテムが何度も再生産される

Question

SwiftUIにおけるインスタンスの状態維持

現在SwiftUIにて脱出ゲームを作成しています。
基本的な機能を実装しているところなのですが、アイテムを獲得後に(isTakenがtrueになると)画面下のアイテムドックにアイテムが格納され、そしてそのアイテムをタップして選択すると(isSelectedがtrueになると)画面に再び同じアイテムが再生産されてしまいます。画面は東西南北に移動できるのですが、アイテムを選択した状態で別の画面に移動し、また同じ方角の画面に戻ってくるとこの現象が起きます。アイテムが選択されていない時は起こりません。結果的に同じアイテムを無限に獲得できでしまっている状態です。

view内の監視されている変数が変更されると自動的にviewが再描画されるとのことですが、
ItemObjectはシングルトンでインスタンスが固定されるようにしているのですが、なぜこのようなことになるのかがわかりません。

該当のソースコード

import Foundation


struct Tool : Equatable {
    let id : Int
    var text: String
    var image: String
    var isTaken: Bool
    var isSelected: Bool
}



class ItemObject: ObservableObject {
    // for singleton
    static let shared = ItemObject()
    private init(){}
    
    @Published var item1 = Tool(id: 1, text: "This is item 1", image: "item1.png", isTaken: false, isSelected: false)
    @Published var item2 = Tool(id: 2, text: "This is item 2", image: "item2.png", isTaken: false, isSelected: false)
    @Published var item3 = Tool(id: 3, text: "This is item 3", image: "item3.png", isTaken: false, isSelected: false)
    
    
    // empty array
    @Published var itemArray: [Tool] = []
    
    
}

import SwiftUI

struct WindowTool: View {
    
    @ObservedObject var itemData = ItemObject.shared
    
    @State var putItem : Tool
    @State var Width : CGFloat
    @State var Height : CGFloat
    @State var X : CGFloat
    @State var Y : CGFloat
    
    var body: some View {
        if !itemData.itemArray.contains(putItem) && !putItem.isTaken {
            {
                Image(putItem.image).resizable()
            }()
            .frame(minWidth: 0 ,maxWidth: Width, minHeight: 0 ,maxHeight: Height)
            .offset(x: X, y: Y) 
            .onTapGesture {
                addItem(item: putItem)
                putItem.isTaken = true
            }
        }
    }
    // to add an item
    func addItem(item: Tool) {
        itemData.itemArray.append(item)
    }

}

import SwiftUI

struct Window: View {
    
    @ObservedObject var windowObject = WindowObject.shared
    @ObservedObject var itemData = ItemObject.shared
    
    var body: some View {
        ZStack{
            BackGroundPicture(imageFilename: windowObject.window.image)
            WindowTool(putItem: itemData.item1, Width: 100, Height: 100, X: 0, Y: 0)
        }
        
    }
    
}

ちなみにWindowObjectもItemObjectと全く同じような仕様で作成されています。

試したこと

ちなみにWindowToolのviewのputItemの変数の部分にそれぞれitemData.item1とそのままベタ書きするとこの問題は起きません。つまり、アイテムが獲得された状態が維持されています。

シングルトンで書く前は全て@EnvironmentObjectにしていました。ですが、状況は全く変わっていません。
どのような対処方法が考えられるでしょうか。再描写されるタイミングがイマイチ判断できません。

Comments

[hoshi-takanori]

isTaken が true なら取得済みなので addItem を呼ばなければ良いのでは。

[dismail]

ご指摘ありがとうございます。
isTakenは単に画面から削除するためだけに存在するフラグで、
アイテムドックは配列を参照して獲得アイテムを表示しているので、
該当コードからaddItemを削除しても、アイテムドックにアイテムが表示されないのみで画面遷移から戻ると同じようにアイテムが復活してしまいます。

おそらくwindowが再描写されるたびにWindowTool(putItem: itemData.item1, ~~)のVIewが呼ばれるので、インスタンス生成でいうところのnewのようなメソッドが繰り返し連続して呼ばれていることが原因であると見ているのですが、WindowのView側似て WindowToolの内容をベタ書きする以外では、別のindexなどを設定してif index == false {}の中にWindowTool()を書くとしても煩雑になって、WindowToolを切り分けるメリットが薄まるような気がしています。
WindowToolの引数に以前と同じものが入っていた場合、上書きされず、以前の設定が維持されるような@State以外の書き方がないか模索しているところです。

[hoshi-takanori]

たぶん、WindowTool の putItem が単なる @State なので、構造体がコピーされるからですね。
@Binding にして $itemData.item1 とかを渡せば良いかも。