「参照」イコール「メモリ番地」でない実装とはどのような実装か。

Question

値渡しと参照渡しの違いを理解する
上記の記事にて、下記のような記述がありました。

「参照」イコール「メモリ番地」として説明しましたが、これは実装に依存する話であり、必ずしも成り立つわけではありません。つまりメモリ番地ではない方法で参照を実現している場合もあります。ただし多くの場合はメモリ番地を用いていることと、説明の容易さから、本稿では「参照」イコール「メモリ番地」として説明しました。

ここで質問なのですが、
・参照をメモリ番地で表さない実装とはどのような実装でしょうか。
・また、そのような実装をする言語はあるのでしょうか。

Cにおけるアドレス演算子「&」、Pythonにおける「id」メソッドなどは、いずれもメモリ番地を取得するためのものであると解釈していましたが、実装によってはメモリ番地ではない参照を返すこともあるのでしょうか。

検索したり各言語のリファレンスなども目を通してもわからなかったので、ご質問させていただきました。

Answer 1

Cのようにオブジェクト（変数）のメモリアドレスを取得できる言語で言語処理系を書いている場合は、メモリアドレスとかけ離れたものを参照とするのは考えにくいです。

ただし、メモリアドレスと全く同一か？というと、アドレス幅64bitだとして、8バイトのうちメモリアドレスとして未使用の数ビットを別の情報を埋め込んでいるかも知れません。

オブジェクトのメモリアドレスを取得できない言語で言語処理系を書いている場合は、少なくともその言語処理系のプログラム上では参照はメモリアドレスを使いようが無いです。

Answer 2

内部の参照テーブルのインデックスでどーこーというのはありえますね

Comments

[nanoseeing]

ご回答ありがとうございます。インデックスというのは、DBにおけるインデックスのことですかね。それならば多少は理解できるのですが。