tkinter after_func処理が消えない

Question

tkinterで、canvasの図形を１秒刻みで色換えをしており、その処理を、
after(1000,func)としており、90回くらい繰り返しております。
終わって欲しいタイミングで、
after_cancelを入れているのですが、極たまにafter処理が残っていたのか、思うように止まらないときがあります。
そこで、
while trueを設け、例外処理で、after_cancelをしてエラーとなればafterが消えたと判断し、whileを抜けたとしているのですが、やはり、極たまに起きます。

強制的に削除できないものでしょうか？

def t1()
　　　　global after_id
            
       def repeat_func():
            global after_id

　　　　　　　canvasの色変更

            frame1.update
            canvas.update_idletasks() # 描画更新                        

            after_id = frame1.after(500, repeat_func)
            
            return

　　　　repeat_func

       for a in b:
           ある処理

　　　　frame1.after_cancel(after_id)
       after_id=None　　　　　　

thread3=threading.Thread(target=t1)
thread3.start()

スレッドを使用しているのは、tkinterGUIを使用して、
for文を使用し、その結果をcanvasで色付けしているためです。

このスレッドが悪さしているということはないでしょうか。

Comments

[teamikl]

問題を再現できる最低限のコードを提示してください。

[goki_gottan]

修正しました。すみません。
tkinterを使用しており、for文を使うためthreadingを使用しております。
また、その結果をcanvasに反映しており、afterは定期的に図形の色を変更するために使用しております。

[teamikl]

提示されたコードは実行できないので、
出来れば、実行可能なコードの掲載をお願いします。

余分な部分を削るのは良いのですが、必要な部分も削られてるので
最低限、実行可能＆問題を再現できる形は残してください。

Answer 1

別スレッドから tkinter の操作自体が、
マルチスレッドで安全な操作ではありません。
処理の内容次第ですが、タイマーを使うか、スレッドどちらかで良いはずです。

• A: Tkinterのタイマー のみで実装する。

　タイマーで呼び出される処理は、メインスレッド内のイベントループ内で実行されます。
但し、制限として時間の掛かる ループ文はそのまま使えません。
(イベントループを阻害しないように工夫が必要)

• B: スレッドを使う場合は、Queue 等を使ってメインスレッドへ通知。

　canvas の色変更等、tkinterの操作は、必ずメインスレッド側で行うようにします。
もしくは、after_idle を使うとメインスレッド側で呼び出す事が出来ます。
(完全にスレッドセーフな方法ではありませんが、代案)

• C: スレッドセーフなtkinter の実装を使う。(外部ライブラリのmttkinter等)

　スレッドのコードと混同してしまうでお勧めはしませんが、
一応、解決案の一つとして提示。

---

質問に掲載のコードで

repeat_func

関数呼び出しの括弧が無い
関数が呼び出されていない為、after_id は未定義になるはずです。
エラーが出てる場合は、エラー内容も記載してください。

但し、ここは修正したところで別問題が発生するので、
GUIの操作とスレッドで行う処理の分離を検討した方が良いです。

Comments

[goki_gottan]

ありがとうございます。
()は記載わすれです。
おっしゃる通り、色が時間以上に切り替わるときがあり、after関数が複数立ち上がっている感じがします。
図形の色変化はメインでするようにしてみます。ご推察の通り、ループは長い処理です。
そのサブスレッドの変数をメインの受け取り方が分かりません？受け渡し方法教えていただきたいです

[teamikl]

質問のコードではどこに変数の受け渡しがあるのか解りません。
スレッド間の変数の受け渡しは、いくつかありますが queue を使う方法が汎用的です。
詳しくはスレッド間通信等を調べて下さい。

コードの一部が間違ってるとかではなく、おそらくタイマー/スレッドの用法の誤りなので
設計から見直す必要があると思います。
回答に提示したA,B,Cのどの方法が適してるかは具体的な処理内容次第ですが、省略されてるので解りません。
修正依頼に書いたように、まずは実行可能なコードを提示してください。

[teamikl]

Tkinerに限った方法だと、タイマー (after や after_idle) に登録した関数は、
mainloop() から呼び出されるので、通常はメインスレッドで呼び出されます。

これを利用して、サブスレッド→メインスレッドのやりとりに、after_idle を使う事もできます。
（完全にスレッドセーフという訳ではないので注意は必要ですが、比較的簡単な方法）