swift sizToFit()メソッド

Question

import UIKit

class ViewController: UIViewController {

    var colorView = UIView()
    var colorArray:[UIColor] = [.red,.orange,.yellow,.green,.cyan,.blue,.purple,.magenta]
    var colorIndex = 0
    var textView = UITextView()

    override func viewDidLoad() {
        super.viewDidLoad()
        // Do any additional setup after loading the view.

        colorView.frame = CGRect(x: 0, y: 0, width: self.view.bounds.width / 4, height: self.view.bounds.width / 4)
        colorView.center = CGPoint(x: self.view.bounds.width / 2, y: self.view.bounds.width / 2)
        colorView.backgroundColor = colorArray[colorIndex]
        self.view.addSubview(colorView)

        textView.text = "0"
        textView.textColor = .black
        textView.backgroundColor = .lightGray
        textView.textAlignment = .center
        textView.sizeToFit()
        textView.frame = CGRect(x: 0, y: 0, width: self.colorView.bounds.width, height:self.textView.bounds.height)
        textView.center = self.colorView.center
        self.view.addSubview(textView)
      }
}  

なぜtextViewにsizToFit()メソッドを追加することでこの灰色の高さのようになるのでしょうか？textViewの高さ自体はself.textView.bounds.heightこのように指定指定しています。textViewがこの高さになるのがよくわかりません。

Answer 1

sizeToFit() メソッドは、コンテンツの内容に応じたサイズに呼び出した View のサイズ（マニュアルでは receiver view という書き方をしています）を変更します。

なので、sizeToFit()を呼び出だすと、その時点で textView.text に代入されていた文字列 "0" の幅、高さに応じたサイズが自動的に設定されます。

したがって、次のように記述した場合、コメント通りの設定になります。

        // この時点では frame size は (0.0, 0.0, 0.0, 0.0)
        textView.text = "0"
        // sizeToFit() を実行することで、frame size は　(0.0, 0.0, 17.0, 30.0) となる
        textView.sizeToFit()
        // frame size を直接変更している。
        // 幅は colorView.bounds.width なので　colorView の幅と同じ
        // 高さは textView.bounds.height なので、sizeToFit() で決定された 30 が適用
        textView.frame = CGRect(x: 0, y: 0, width: self.colorView.bounds.width, height:self.textView.bounds.height)

textViewがこの高さになるのがよくわかりません。

ご自身のご質問

• swift sizToFitメソッドとは

で、tsuki01さんが丁寧に解説されていますので、今一度ご確認いただけますでしょうか。

高さが「30」になるのは、UITextView に設定されているフォントの種類やサイズから、自動的に計算されるためでです。

フォントの種類やサイズから、Apple が「高さ30が適切だ」と計算した以上の理由はないと思います。

別の言い方をすれば、その時点で設定しているフォントの種類やサイズから計算した UITextView のサイズは「高さ30が美しい」と Apple が決めた。それだけだと思います。

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流れがよくわからない時には、原始的ですがprint()などを使って値を追ってみるのが一番簡単で確実です。

        print("before sizeToFit:", textView.frame)
    
        textView.sizeToFit()
        print("before changing frame:", textView.frame)

        textView.frame = CGRect(x: 0, y: 0, width: self.colorView.bounds.width, height:self.textView.bounds.height)
        print("after sizeToFit:", textView.frame)

と言った感じで、逐一 UITextView のframe（あるいはbound）の変化を観察するのも一つだと思います。

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これでもしっくりこない、ということであれば、具体的にフォントのサイズを変更しながら実験するのも一つの手です。

        textView.font = .systemFont(ofSize: 30)
        print("before sizeToFit:", textView.frame)
    
        textView.sizeToFit()
        print("before changing frame:", textView.frame)

        textView.frame = CGRect(x: 0, y: 0, width: self.colorView.bounds.width, height:self.textView.bounds.height)
        print("after sizeToFit:", textView.frame)

のように、フォントのサイズを 「30ポイント」とか、「40ポイント」などに変更し、値がどのように変わるか確かめてみるのも一つの手です。

ちなみに、「ポイント」と「ピクセル」とは単位系が違いますので、「30ポイント」を指定したから、高さが「30ピクセル」にはなりませんので、そこは十分にご注意ください。