12年くらい前にcode gear社製のC++ Builder 2009で作成されたソフトウェアに追加の機能を入れたいとのことでEmbarcadero社製のRAD Studio 10.3を現在勉強しています。
いろいろと過去のソースコードの一部分だけをとりあえずビルドして、その際に出てきたエラーを回避するような作業を続けているのですが、
[bcc32c 致命的エラー] uMain.h(44): 'JvDialogs.hpp' file not found
このエラーで出てくる、JvDialogs.hppというワードをググってみたところ、JCL
というビジュアルコンポーネントをソースコード内で使用していることがわかってきました。
そのため、JCLをzipファイルでダウンロードして、Install.txtを参照してみて、Install.batを実行すればよいようなので、実施したところ、RAD Studio 10.3のメニュー--->ツールにJCL Optionという項目が表示されたので、インストールできたようです。
ただ、再度同じプロジェクトをビルドしてみても同じエラーが発生しています。
このエラーの回避方法をご教示頂きますよう、宜しくお願い致します。
下記には「JvDialogs」が付くファイルとかフォルダとかがあるので、もしかしたらこちらかも
https://github.com/project-jedi/jvcl
回答頂きありがとうございます。
jvclというのも必要のようですね。
10.3 RioにJCLとJVCLをインストールする。 https://qiita.com/p_kato/items/60298a5a8385072ff74a #Qiita @p_katoより
こちらのサイトも参考にしながらJVCLもインストールしてみました。
RAD Studio 10.3起動時にJEDI Code LibraryとJEDI Visual Component Libraryのアイコン2つが表示されるようになったので、正常にインストールできたと思ったのですが、その後も同様のエラーが発生します。他に調べるべき点などはありますでしょうか?
コンポーネントをインストールしたら、コンパイルが通るわけではないです。
「コンポーネントインストール=IDEのフォームデザイナで利用可能になる」です。
ですので、file not foundと言われたのであれば、他のプログラム言語と同じように参照パス等確認してみてください。
コンポーネントのバージョン違いで参照先が変わっているなども考えられます。
回答頂きありがとうございます。
JVDLのインストールなどでhppファイルなどは
githubからダウンロードして保存したフォルダ”ダウンロード”でインストールを行ったため
C:\Users\myuser\Downloads\jvcl-master\jvcl-master\jvcl\include\D26\win32
このフォルダ内に、hppファイルが存在していることを確認しています。
今回エラーが出ている JvDialogs.hpp このファイルもこのフォルダにあることを確認しています。
インストール完了後に、これらのhppファイルなどは、RAD Studioで設定されているかどうか確認したところ、
メニュー--->ツール--->オプション---->言語---->Delphi---->ライブラリ--->ライブラリパス
この項目で
・C:\Users\myuser\Downloads\jcl-master\jcl-master\jcl\lib\d26\win32
・C:\Users\myuser\Downloads\jcl-master\jcl-master\jcl\source\include
・C:\Users\myuser\Downloads\jvcl-master\jvcl-master\jvcl\lib\D26\win32
・C:\Users\myuser\Downloads\jvcl-master\jvcl-master\jvcl\common
・C:\Users\myuser\Downloads\jvcl-master\jvcl-master\jvcl\Resources
このようにファイルパスが自動設定されていました。
他に確認すべき設定などはありますでしょうか?
そこはDelphiの設定なので、言語->C++の方を確認してみてください。
回答頂きありがとうございます。
ビルドOKになりました。
メニュー--->ツール--->オプション---->言語---->C++---->パスとディレクトリ
この項目の
・システムインクルード パス
・ライブラリ パス
この項目にはjcl,jvcl関係のパスが登録されていないことを確認しました。
そこで、
・システムインクルード パス
C:\Users\myuser\Downloads\jvcl-master\jvcl-master\jvcl\include\D26\win32
C:\Users\myuser\Downloads\jcl-master\jcl-master\jcl\source\include
・ライブラリ パス
C:\Users\myuser\Downloads\jcl-master\jcl-master\jcl\lib\d26\win32
C:\Users\myuser\Downloads\jcl-master\jcl-master\jcl\source\include
C:\Users\myuser\Downloads\jvcl-master\jvcl-master\jvcl\Resources
C:\Users\myuser\Downloads\jvcl-master\jvcl-master\jvcl\include\D26\win32
C:\Users\myuser\Downloads\jvcl-master\jvcl-master\jvcl\lib\d26\win32
C:\Users\myuser\Downloads\jvcl-master\jvcl-master\jvcl\common
それぞれの設定に次のパスを追加したところ、ビルドが通るようになりました。
今までコード表示でJvDialogs.hppやJvColorBox.hppの箇所には、赤の波下線が表示されていましたが、それも消えました。
助かりました。
コンポーネントライブラリの追加方法も勉強できたのでうれしいです。
コンポーネントインストールの件は、直感に反するので分かりづらいですよね・・・
なんにせよビルドが通ったようで良かったです。
JvDialogs.pas(hppに自動変換かかる)も目的の物だったって事ですね。
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