抽出画像以外（背景）のぼかし方

Question

前提・実現したいこと

初心者です。
pythonを用いてポートレート(被写体を検出してそれ以外の背景をぼかす)を実装したいと考えています。

発生している問題・エラーメッセージ

現在、被写体の抽出までは完成しています。その後、抽出した範囲以外をぼかす作業に苦戦しています。
どうすれば被写体以外をぼかすことができるでしょうか。教えていただけると嬉しいです。

該当のソースコード

import cv2
import numpy as np
from matplotlib import pyplot as plt

img = cv2.imread('dog.jpg') #任意の画像

hsv = cv2.cvtColor(img, cv2.COLOR_BGR2HSV)

lower_white = np.array([0,0,100])
upper_white = np.array([180,80,255])

mask_white = cv2.inRange(hsv, lower_white, upper_white) #指定した範囲の画素を255、それ以外の画素を0として2値化を行う
cv2.imwrite("sirokuro.jpg", mask_white)

contours, hierarchy = cv2.findContours(mask_white, cv2.RETR_EXTERNAL, cv2.CHAIN_APPROX_SIMPLE) #輪郭の取得

target_contour = max(contours, key=lambda x: cv2.contourArea(x)) #一番大きい輪郭抽出

for i in target_contour:
x,y = i.ravel()
cv2.circle(img, (x,y), 3, 255, -1)

plt.imshow(img), plt.show()

roi = (111, 127, 631, 645) #処理領域を設定

dst_img = img.copy()

s_roi = img[roi[1]:roi[3], roi[0]:roi[2]] #ROI領域を抜き出す

s_roi = cv2.blur(s_roi, (30, 30)) #抜き出した画像をぼかす

dst_img[roi[1]:roi[3], roi[0]:roi[2]] = s_roi #出力画像の同じ箇所に埋め込み

plt.imshow(dst_img), plt.show()

試したこと

上記のソースコードを実行した際の結果を添付します。

補足情報（FW/ツールのバージョンなど）

python 3.7.9
opencv 4.5.1

Comments

[tiitoi]

ソースコードはインデントが崩れてしまうため、マークダウン記法で記載してください。あと変換前の画像を添付していただけますか？

Answer 1

• 「被写体」領域内の画素はぼかさない
• ぼかし結果を求める際に「被写体」領域内の画素を用いないようにする

とすれば良いのではないでしょうか．

Comments

[fana]

CVのblur() とかには，参照する画素を制限するような指定はできなそうだから，カーネル範囲が「被写体」領域にかかる範囲については自前でぼかし計算するしかないかも．

[fana]

ボックスフィルタで良ければ，

(1)【元画像に対して「被写体」領域内の画素値を真っ黒(0,0,0)にした画像】から計算した Integral Image
(2)【「被写体」領域内の画素値を0, 他の場所の画素値を1 としたマスク画像】から計算した Integral Image

の２つを用意すれば，この２つからぼかし結果を得られるように思う．

(1)側から求めた，ある画素位置を中心とするフィルタカーネル範囲内の画素値の合計　は，元画像の「被写体」範囲内の画素値を除いた合計　となる．
(2)側からは，同範囲内に関する【「被写体」範囲内ではない画素の個数】を得られるから，それを分母にして平均値を求めればよい．

[kkkkkkkaaaa]

ご回答ありがとうございます。
頑張ってみます。