自動起動とコマンドラインからの起動でlocaleが変わる?

Question

ミドルウェアをlinuxにインストールしています。
しかし、OS再起動の時と、コマンドラインからスタートシェルを実行するのとで
ミドルウェアが認識するLOCALEが変わります。

自動起動の方法は、/etc/rc.d/rc.local
にスタートシェルを実行するようにしています。

一応回避策として、スタートシェルを実行する前に下記を追加したら正常に認識されました。

. /etc/sysconfig/i18n
export LANG

自動起動と、コマンドラインではLANGの設定は変わるのでしょうか？
また、 /etc/sysconfig/i18n に記載された設定はいつロードされるのでしょうか？

ご教授よろしくお願いします。

Answer 1

このあたりはOSによって違います。
CentOS6.5についてみてみましたが、/etc/rc.d/rc の起動時点ではLANGは未設定です。
その中で、/etc/init.d/function を起動して、その中で /etc/profile.d/lang.sh を起動しています。
そこで、/etc/sysconfig/i18n は見ているのですが、consoletypeコマンドがvtを返す場合は、それを無視して、LANG=en_US.UTF-8 と設定しています（vtの意味についてはman consoletype参照）。

なので、ブート時(制御端末がコンソール)にrcから起動される各サービスやrc.localの中ではLANG=en_US.UTF-8のようです。
コンソールに文字を出力する関係上、ja_JPだとまずいと言うことでしょう。

コマンドラインでも、コンソールからログインした場合は同じだと思います。
PCからsshクライアントでログインしたようなケースでは、consoletypeがptyを返すので、bash起動時に呼び出される/etc/profile.d/lang.shの中で、/etc/sysconfig/i18nのままにja_JPが設定されます。

Answer 2

起動スクリプトの場合、起動スクリプトの中から/etc/rc.d/init.d/functionsを読み込むとLANGが反映されるようです。ほかの起動スクリプトを覗いてみるとわかるかもしれません。

/etc/init.d/functionsかも知れません。

Answer 3

ディストリビューションによって、多少の違いがあるかもしれませんが、(RedHat系は)
/etc/profile.d/lang.shの中で処理が行われているので、bashを使っている限り、コンソールを開いた際に読み込まれているはずです。
デフォルトの言語をユーザーが上書きしているのではないのでしょうか（ミドルウェア起動ユーザーの.bashrcなどを確認してください。)
以下参考に。