widget.after_idle(func)
とwidget.after(ms, func)
についてです。
この2つの関数は引数に時間指定があるか無いかだけで、他に違いはないのでしょうか。
また、after_idle(func) は after(0, func) のようなイメージでしょうか。
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ベストアンサー
使い方によっては違いが解らないかもしれませんが、
内部の実装も異なります。
python
1#!/usr/bin/env python3.8 2 3import tkinter as tk 4 5root = tk.Tk() 6root.title("Test after") 7tk.Button(root, text="Quit", command=root.quit).pack() 8 9def loop(): 10 print("LOOP") 11 12 # NG: loop が優先的に処理される為、他のイベントが処理されない 13 # root.after(0, loop) 14 # root.after_idle(loop) 15 16 # OK: イベントループを酷使しない。安全なタイマーの呼び出し方 17 root.after_idle(root.after, 0, loop) 18 19 # OK: 20 # root.after(0, root.after_idle, loop) 21 22 # NG: 23 # root.after_idle(root.after_idle, loop) 24 25 26root.after_idle(loop) 27 28root.mainloop()
after_idle(func) は after(0, func) のようなイメージでしょうか。
after_idle(func)
と after(0, func)
が異なる事の実証として、
上記のコードで root.after_idle(root.after_idle, loop)
を試してみてください。
もし双方が同じなら置き換え可能になるはずですが、そうはなりません。
表面的な「イメージ」としては、解らなくはないのですが、
感覚的には
- after 0 ... 直ぐに(優先的に)呼び出したい
- after idle ... 手が空いている時でいい
注意が必要なのは、呼び出しがループする場合です。
詳細
個別のイベントキューがあると考えると解りやすいです。
- after タイマーイベント
- after_idle 他にイベントがない場合に処理される
処理の流れ (※説明の為に簡略化したもので、実際の実装とは異なります)
通常のイベント処理 → アイドル中のイベント処理 → 描画更新等他の処理 →
(補足: after 内で処理する) after(0, loop) では、キューに loop を入れる loop を呼ぶを繰り返し
プログラムを中断したりしない限り、次の idle 中の処理に進むことはありません。
(補足: after_idle 内で処理する) after_idle(loop) も同様に、
idle中に行う処理を行っている最中に、idle中に行う処理を追加します。
仕事を増やし続ける事になり、通常のイベント処理に移る事なく、
無限ループになってしまいます。→ GUI のイベントループに処理が回らなくなる。
この場合は明確な区別が必要で、
after idle と after 0ms を組み合わせる対処法が知られてます。
ちなみに、この対処が必要なのは、 0ms の場合のみで、
after 1ms の場合は(実行効率はともかく) GUI を止めることはありません。
投稿2020/10/26 19:11
編集2020/10/27 03:57総合スコア8760
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