gitによるdotfileの管理においてのvim等のプラグインについて

Question

gitとgithubによるdotfileの管理をしたく、qiita等でdotfileの管理云々の記事やgithubのスター数上位のdotfileを散見していた所、
ある人はnvimのプラグイン(vim-plug)にて**.config/nvim/plugin以下にインストールされたプラグインと.config/nvim/init.vim**を共に管理してる人もいれば、そうでない人もいました。

ここで質問なんですが、どちらが良いのでしょうか?(通例なのでしょうか?)
そして前者の場合シンボリックリンクを各プラグインのtxtなりjsonなりに対して作成するのでしょうか?
それとも後者のようにinit.vimだけ管理するのでしょうか?

Answer 1

一般的なのはプラグイン本体は管理せずに、プラグインのリストをinit.vimに書く方針だと思います。なので、後者が一般的です。
今までいろんなdotfilesを見てきましたが、プラグイン本体をdotfiles内に入れている人はほんの少しの人だったように思います。

vim-plugを使うとするとinit.vimを以下のような感じで書いて

call plug#begin('~/.vim/plugged')
Plug 'junegunn/vim-plug',
      \ {'dir': '~/.vim/plugged/vim-plug/autoload'}

" ここにインストールしたいプラグインを並べる
Plug 'preservim/nerdcommenter'
Plug 'ntpeters/vim-better-whitespace'


call plug#end()

dotfilesを展開したあとに:PlugInstallでインストールします。

後者の方法を強くおすすめしますが、一応メリット、デメリットをあげておきます。

プラグイン本体をdotfilesで管理する方法

メリット

• バージョン固定をしやすい
• インターネットに接続していないPCへの搬入が楽（dotfilesをtar.gzなどにして展開すればよい）

デメリット

• プラグインをアップデートするとdotfilesも更新する必要がでてくる。
• リポジトリのサイズが増える

プラグインの一覧だけ管理する方法

メリット

• アップデートしやすい

デメリット

• プラグインのバグを踏んだ際に、前の動いていたバージョンを特定するのが困難（vim-plugにはPlugSnapshotという機能があるのでそれを使えばこのデメリットはなくなります）

Comments

[ilovearchlinux]

わかりやすい解説有難うございます
独自のスクリプトやsystemd系以外はそっちのほうがいいんですね

[yutkat]

基本的なスタンスとしては他で管理されてるものはそっちに任せて、dotfilesはシンプルで軽量にしておいたほうがいいと思ってます。

dotfilesを使って各ツールが使い慣れた道具になるように頑張ってみてください！

[ilovearchlinux]

なるほど　わかりました