Dockerの基本的な使い方について

Question

知りたいこと

Dockerを今まで使ったことがないのですが、勉強のためExpress.js/typescriptのサーバーをDockerを利用して起動しようと思っています。

その際調べたんですが、srcディレクトリのみコンテナにマウントし、コンテナでsrc/*.tsファイルをbuildし、jsファイルを利用することと、
ホストで予めbuildし、コンテナにマウントさせるといった方法がある感じがしています。

ホストでbuildしてマウントさせるならdocker使う意味あるの？と思っている状況なんですが、どのように使うのが基本的なんでしょうか？
githubをみていてもdocker-composeで全てのファイルをマウントさせ、Dockerfileでyarn install、tscでbuildしているようなものまであって、なぜこういった使い方をするのかわかっていません。

そもそもdocker自体よくわかってないので、こんな疑問が浮かんだのですが自分はこんな感じで使ってるなどあればご教示いただければ幸いです。

Answer 1

Dockerのメリットとして、冪等性という「どこでも何度でも同じ環境を用意できる」というものがあります。

これはチーム開発を行う場合はとても重要で、メンバーの開発環境を常に揃えられるというため、各個人の環境に起因する問題を排除できます。

開発にDockerを利用する場合、資産のビルドに使う方法と、ビルドされた資産をテスト環境や本番環境として稼働させるという二通りの使い方があり、前者ではビルド用のツール等が入ったコンテナを利用するのに対し、後者ではシステムの稼働に必要な必要最小限のものだけを入れたコンテナを利用するのが一般的であろうと思います。

どのように利用するのかは開発チームの決め事なので、何が正解というものはありませんが、上記のように必要なものが違うコンテナであれば、必然的に別々に用意することになると思います。