カーネルパラメータの値を元に戻すことが出来ない

Question

CentOS7でカーネルパラメータの値の設定を行う前に
バックアップとしてデフォルトのカーネルパラメータ設定ファイルを
全てコピーしたいのですが、下記メッセージが表示されて失敗します。

[root@hoge ~]# cp /proc/sys/net/core/somaxconn /proc/sys/net/core/somaxconn_org
cp: 通常ファイル `/proc/sys/net/core/somaxconn_org' を作成できません: そのようなファイルやディレクトリはありません

下記のように/tmp配下にコピーすることは可能です。

cp /proc/sys/net/core/somaxconn /tmp/somaxconn_org

質問なのですが、
0. /proc/sys/net/core/内でsomaxconnをコピーできないのは
パーミッションが原因でしょうか？ちなみにsomaxconnの
現パーミッションが644だったのでrootユーザになって
chmodコマンドで755を設定しようとしましたが
こちらは「許可されていない操作」と表示されて
パーミッションを変更できませんでした。

1. CentOS7でカーネルパラメータを変更する際

下記サイトの方法②にあるようにtunedを使おうと思うのですが
リンク
tuned-adm profile my-hostコマンドを実行してパラメータを変更すると
元のデフォルト値に戻すことが出来ません。もしも問題が発生したら
パラメータの値を設定値からデフォルトに戻したいのですが、
どのような方法がございますか？

よろしくお願いいたします。

Answer 1

/proc以下は通常のファイルじゃなくて、カーネルメモリ内のデータをディレクトリ＋ファイル風に見せているだけですので、ユーザーが自由にファイルを作ったり消したりは出来ません。

保存したければ、通常のファイルシステムにコピーしてください。

Tunedは知らないので後半はパス。

Comments

[papachiropa]

ご回答ありがとうございました。

Answer 2

1. ファイルが作成できないのは、作成しようとするディレクトリーに書き込み権限がないためです。ファイル(やディレクトリー)のパーミッションを変更できないのは、そのファイル(やディレクトリー)の置かれているディレクトリーに書き込み権限がないのが原因です。

今回の場合は/proc以降全てのディレクトリーに書き込み権限がないので、/procから順に書き込み権限をつけていけば目的のファイルのパーミッションを変更できます。
しかし、/proc以下はメモリー上にのみ存在しますからrebootを伴う間のバックアップファイルを置く場所には使用できませんし、設定した書き込み権限もrebootで消えてしまいます。(/proc以下はrebootを含むboot時にあらかじめ決められたディレクトリー/ファイルが作られるだけです。あなたが作成したファイルは、その中に入っていないので作成されません。どこかの設定かプログラムを変えればできるのでしょうが)

1. 今回の場合だとmy-hostファイルをデフォルト値動作になるように変更部分を元の値に戻してからtuned-admを実行し、その後、my-hostファイルを削除し、さらにrebootすれば、完全に従来の動作になりそうに思います(tuned-admの動作を知らず、一般常識のみで書いています。冗長な操作があるかもしれません)。

(そのためにバックアップを作っておくのですよね?)

Comments

[papachiropa]

ご回答ありがとうございました。