VirtualBOXでCentOS8とUbuntu20.04との間でアプリの転送ができない

Question

お世話になっています
今表題の通りVirtualBOX内にOSを置いてその間でのリモートを試みています
UbuntuへはCentOS８のipaddressを設定しました
export DISPLAY=192.168.11.24:0
CentOS8には
[root@localhost ~]# vi /etc/gdm/custom.conf
以下が中身
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# GDM configuration storage

　　[daemon]
# Uncoment the line below to force the login screen to use Xorg
#WaylandEnable=false

　　AutomaticLoginEnable=False
AutomaticLogin=moriuchi

　　[security]
DisallowTCP=False
AllowRemoteRoot=true

　　[xdmcp]

　　[chooser]

　　[debug]
# Uncomment the line below to turn on debugging
#Enable=true
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[root@localhost ~]# firewall-cmd --add-port=6000/tcp
6000 portを開放
success
[root@localhost ~]# xhost +
xhost: unable to open display ""

ここでCentos8とUbuntu20.04ではVersionの互換性がなく
xhost: unable to open display ""となります
なので互換性の問題だと思います

この部分を回避するには何が足らないのでしょうか？

ただしUbuntu18.04ではOKになりますがアプリは転送できていません

（マシン間の通信はできているが、Xサーバーへの接続が拒否されている）
原因がわからないままです

よろしくご指導ください

Answer 1

root ユーザーで xhost を実行していますが、おそらく、コンソールか SSH リモートログインで実行していて、X Window System (以下 X)上ではないですよね？
xhost コマンドは X 上で実行する必要があります。

CentOS 8 を起動すると gdm の自動ログイン機能で、moriuchi ユーザーでログインした状態になっているとおもいます(X + GNOME が起動した状態)。
その画面で(moriuchi ユーザーで)端末(gnome-terminal)を起動し、xhost + を実行します。

Comments

[Casablanca_mtg]

有難うございます
centos側
[moriuchi@localhost ~]$ vi /etc/gdm/custom.conf
[moriuchi@localhost ~]$ firewall-cmd --add-port=6000/tcp
success
[moriuchi@localhost ~]$ xhost +
access control disabled, clients can connect from any host
接続できました
ubuntu側
moriuchi@moriuchi-VirtualBox:~$ export DISPLAY=192.168.11.24:0
moriuchi@moriuchi-VirtualBox:~$ gedit &
[1] 2999
moriuchi@moriuchi-VirtualBox:~$ Unable to init server: 接続できませんでした: 接続を拒否されました

(gedit:2999): Gtk-WARNING **: 10:19:27.608: cannot open display: 192.168.11.24:0
ここで止まってしまい動きません
原因は何なのでしょうか？

[TaichiYanagiya]

TCP 6000 番ポートが LISTEN しているかどうか、"ss -tln" で確認ください。
Wayland + GNOME だとダメかもしれないので、/etc/gdm/custom.conf の "WaylandEnable=false" 箇所を有効にしてみてください。

[Casablanca_mtg]

TCP 6000 番ポートが LISTEN しているかどうか、"ss -tln" で確認
[root@localhost ~]# ss -tin
State Recv-Q Send-Q Local Address:Port Peer Address:Port
[root@localhost ~]# xhost +
access control disabled, clients can connect from any host

[moriuchi@localhost ~]$ xhost +
xhost: unable to open display ""

rootでないとaccessできないようです
ちなみに下記も試しました
Ubuntu18.04 CentOS7.8 OK

ubuntu20.04 CentOS7.8 OK

いずれもWaylandEnable=falseにしています

Ubuntu20.04 CentOS8 X

WaylandEnable=false

ここから見るとCentOS8に問題があると思います

[TaichiYanagiya]

うーん、"ss -tin" ではなく "ss -tln" です。
CentOS 8 で "WaylandEnable=false" で NG とのことですが、gdm は再起動しましたか？
また、スペルミスはありませんか？
root ユーザーで "xhost +" できて、moriuchi ユーザーで "xhost +" できなくなったのは、root ユーザーで gdm にログインしたからでは？

やり方をいろいろ変えているようですが、それは遠回りのように思います。

> ここから見るとCentOS8に問題があると思います

私の手元の環境では OK なので、設定か、環境依存の問題だと思います。

[Casablanca_mtg]

有難うございます
再度やり直してみます

おっしゃるようにroot ユーザーで gdm にログインしましたのでそのようになったのですね
ここまでいろいろ悩んで調べましたがやはりできるまであきらめたくありませんのでやり直してみます

[Casablanca_mtg]

私の手元の環境では OK なので、設定か、環境依存の問題だと思います。→希望が持てました

[Casablanca_mtg]

恥ずかしながら見方がわかりません
[moriuchi@localhost ~]$ ss -tln
State Recv-Q Send-Q Local Address:Port Peer Address:Port
LISTEN 0 128 0.0.0.0:5355 0.0.0.0:*
LISTEN 0 128 0.0.0.0:111 0.0.0.0:*
LISTEN 0 128 0.0.0.0:6001 0.0.0.0:*
LISTEN 0 32 192.168.122.1:53 0.0.0.0:*
LISTEN 0 128 0.0.0.0:22 0.0.0.0:*
LISTEN 0 5 127.0.0.1:631 0.0.0.0:*
LISTEN 0 128 [::]:5355 [::]:*
LISTEN 0 10 *:5900 *:*
LISTEN 0 128 [::]:111 [::]:*
LISTEN 0 128 [::]:6001 [::]:*

LISTEN 0 128 [::]:22 [::]:*
LISTEN 0 5 [::1]:631 [::]:*
お教えください

[TaichiYanagiya]

:6000 無いですね。
おそらく :6001 が DISPLAY=:1 に対応していると思います。
firewalld で TCP 6001 番ポートを許可し、Ubuntu で "export DISPLAY=192.168.11.24:1" とするとどうでしょうか。

[Casablanca_mtg]

有難うございます
できました。6000番ポートが開いていなかったということですね
LISTEN 0 128 0.0.0.0:6001 0.0.0.0:*この部分ですか？
いずれにしても解決できて本当にうれしいです毎日悩んでいました
ss -tlnについても一つ勉強させていただきました