対応した動作環境というか...
そもそもエスケープシーケンスは「端末」の機能であって、C言語とは直接の関係はありません。ここでいう端末っていうのは、歴史的にみれば独立した機械であったもの。VT100とかが有名でしたが。これで、受け取った文字を表示することと、キーボード入力をコンピュータに伝えるだけの機械です(余談:この辺の存在が「標準入出力」なんてものにも大きく影響しているのでしょう)。
で、こういう機械が、エスケープ文字を受けた後の文字を特別に解釈して様々な表示を行っていたのです。
現代では、コンピュータの能力が高くなって、そういうのがコンピュータ本体に取り込まれてしまったのでデータのやり取りが見えにくくなってしまいましたが、つまり、かつての「端末」の機能を持つ端末プログラムがエスケープシーケンスの処理を行う機能を持っていなければ、エスケープシーケンスもただの文字としてしか扱われません。
IARのEWからの表示であれば、何らかの端末プログラムを使っていると思います。日本ではシェアの高いTeraTermであれば端末のエミュレーションモードを持っていますから、それで受けてみてはいかがでしょうか。組み込みであれば、開発環境がどうであれ実際のターゲット環境で対応しているかどうかがキモですが。
オンライン実行環境は、「コンパイラの動き」をちょっと試すとかいうものであって、画面をいじくるような用途はあまり考えられていないのではないかと思います。
ついでに。コマンドプロンプトは、MS-DOSの痕跡が残るWindowsの頃は(MEまで?)ANSI.SYSとか入れるとエスケープシーケンス対応してましたが、cmd.exeになってからは対応が外れていました。相当のことはwin32APIを使って制御することになります。
が、Windows10からエスケープシーケンスが復活しています。おまじないが必要ですが。この辺が参考にると思います。
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2020/09/10 23:21
2020/09/11 02:44
2020/09/13 14:09