x86 プロセッサ間割り込みのタイプに関して

Question

A-32 インテル® アーキテクチャ ソフトウェア・デベロッパーズ・マニュアル
8-25を参照

このなかのIPIメッセージタイプフィールドに関して
以下のタイプを選択可能だと書かれています。

伝達モード
000: 固定
001: 最低優先度
010（SMI）
011（予約済み）
100（NMI）
101（INIT）
101（INIT レベル・デアサート）
110（スタートアップ）

このなかの

101（INIT） INIT 要求を送信先プロセッサに伝達し、INIT を実
行させる。この IPI メッセージを送信すると、すべ
ての送信先プロセッサが INIT を実行する。将来の
互換性を保証するために、ベクタ・フィールドは
00H にプログラムしなければならない。

名前からして何かを初期化するもののように見えますが
101 (INIT)とは何をするためのプロセッサ間割り込みタイプなのですか？

＞00H にプログラムしなければならない。

これはタイプ101(INIT)のプロセッサ間割り込みを受け取ったら
ベクタ０を使用するってことですか？
Linuxだとベクタ0は例外が設定されていると思うのですがどうなってるんでしょう？

Answer 1

「INIT」で検索したところ、8-15ページに情報があって、
INIT IPIでは「プロセッサ・コアとローカルAPICの初期化」が行われるようです。

ベクタ０を使用するってことですか？

何らかの割り込みベクタに飛ぶのでなく初期化が行われるということで、ベクタフィールドの中身は何を指定しても(今は)無視されるのでしょう。

Comments

[kazuyakazuya]

ありがとうございます。
そういうことでしたか　助かりました