エクセルVBAで関数を定義する際、以下のような書き方をよく見かけます。
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Function 関数名(引数名 As データ型)As Boolean
関数名 = False
処理内容
関数名 = True
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
関数名 = False
関数名 = True と記載する意味が分かりません。
「関数はブール型で用意するもので、ブール型だから真偽を戻り値とする。」
というような何となくの理解なのですが、記載しなくても処理はできるし、、、
意味が分かっていません。明確な理由や必要性をご教示ください。
以下は
私が標準モジュールに作成した、リストボックスの値を全選択するというプログラムです。
関数名 = False
関数名 = True
を書いても書かなくても、見かけ上同様の処理が行われます。
Public Function allselect(ListBoxZ As msForms.ListBox) As Boolean Dim i As Integer allselect = False For i = 0 To ListBoxZ.ListCount - 1 ListBoxZ.Selected(i) = True Next i allselect = True End Function
このサンプルコードはクオリティが低すぎて説明する意味がありません。質問の本意である戻り値のみに注目する場合、最終行以外はすべて削除できます。実際に見たコードを URL とともに引用してください。
>関数名 = False
>関数名 = True と記載する意味が分かりません。
私も8割程は入れていると思います。
(残りの2割は単純なプロシージャでエラーの可能性が低いものです)
基本、単純なプログラムはどちらでも構わないと思います。
私の場合、呼び出し元に対して結果を通知する為に使用しています。
(例)
①if 呼び出しFunction →②if 呼び出しFunction →③ if allselect・・・
と言う様に階層に渡って関数を呼ぶ場合に効果を発揮します。
上の例では、①はCALL先のプログラムが正常動作したか、エラー終了かを、関数=False/関数=Trueの記述方法によって①は知ることが出来ます。
質問者のサンプルにはエラー処理が入っていませんが、エラー処理を入れた場合には下記の様になると思います。
------------------------------------------------------------------
Public Function allselect(・・・・
On Error GoTo Err_処理
allselect=False
・
・
・
allselect=true
Exit Function
'
Err_処理:
MsgBox "Error = " & Err.Description
End Function
------------------------------------------------------------------
この様にエラー処理を入れてVBAを作成した場合、エラー発生の場合allselect=trueを通過しませんので、Call先でエラーが発生した事を、CAll元はFalse受け取りで知ることができます。
(エラー処理を入れなくとも、CALL元で状態を取得する事は可能ですが、VBA自体が落ちる場合もあり、確実に動かす為に入れます)
プログラムが大きくなると、実行するプロシジャーとエラーメッセージを表示させたいプロシジャーも違ってきます。
エラーが発生した場所でどこでも出してしまうと、見難くなり保守性が落ちます。また、エラーの内容でスキップする物、停止させる物、警告させる物等が運用により違ってきます。
この様なエラー時の処理を柔軟に行う為に、呼び出し先の実行結果を知る必要があり、この記述方法を取ります。
これは、プログラムが複雑になると非常に強力な効果を発揮します。
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