関数の引数について(基底構造体)

Question

下のソースコードのクラスの継承についてわからないことがあったので質問させていただきました。

まず基底クラスAnimalを作成
Animalクラスの派生クラスDogを作成
派生クラス内で新たに[int c,d,e,f]を追加　　...①
派生クラス内でspeak関数を上書き

main関数でDog型pochi変数定義[Dog pochi("ポチ");]
作成したsub関数にpochi変数を引数として渡してあげる

という流れなのですが。
なぜ、sub関数の定義では基底クラスのAnimalを指定しているのに、派生クラスのDogが引数として渡せるのでしょうか？

関数の引数は値が同じでなければいけないはずだと思うのですが、
①で新たに派生クラスに値を追加してしまったのに、なぜAnimalクラスとして認識されているのでしょうか？

これは基底クラスだからこそなせるわざなのでしょうか？

どなたか教えていただければ幸いです<(_ _)>

#include <iostream>
#include <string>
using namespace std;

class Animal {
protected:
	string name;
public:
	virtual void speak() = 0;
	Animal(string name); 
};

Animal::Animal(string name) {
	this->name = name;
}

class Dog : public Animal {
public:
	int c, d, e, f;
	void speak(); 
	Dog(string name); 
};

void Dog::speak() {
	cout << this->name << "：ワン！" << endl;
}

Dog::Dog(string name) : Animal(name) {
}

void sub(Animal* p) {
	p->speak();
}

int main() {
	Dog pochi("ポチ");
	sub(&pochi);

	return 0;
}

Answer 1

Dogクラスは、Animalクラスの派生クラスです。

派生クラスということは、DogクラスがAnimalクラスを継承している（Animalクラスとしての性質も持っている）という事です。

引数がAnimalクラスのオブジェクトなのだとしたら、そこにDocクラスのオブジェクトが入っても問題ありません。
DocクラスはAnimalクラスの派生クラスだから、DocクラスのオブジェクトはAnimalクラスのオブジェクトでもあるからです。

現実の世界に戻りましょう。
犬は、動物ですよね？　（犬は、動物の種類のひとつ）
猫も、動物ですよね？　（猫は、動物の種類のひとつ）

だから、犬でも、猫でも、動物病院で治療してもらえる。

Comments

[hiru.jp]

clcl_bauerさんご返答ありがとうございます
そんなもんなんですね！
いろいろとありがとうございました。(>_<)