VScodeで外部ライブラリを使いたいがインクルードパスが正常に設定できない

Question

目標

VScodeで外部ライブラリのEigenを使えるようにしたいです。

試した事・症状

①Eigenのzipを公式サイトからダウンロードし解凍。
②(プロジェクト名)/.vscode/c_cpp_properties.jsonに下記(A)のように解凍場所のパスを追加。
③下記(B)のようにインクルードしビルドしたが、下記(c)のようにファイルが見つからない旨のエラー発生、ビルドできません。
しかし波線による警告は出ていないし「Go to definition」でEigen/Coreの定義にも飛べます。
④VScodeを再起動すると下記(A)の追記部分が消えてしまいます。

(A) c_cpp_properties.json

{
    "configurations": [
        {
            "name": "!!! WARNING !!! AUTO-GENERATED FILE, PLEASE DO NOT MODIFY IT AND USE https://docs.platformio.org/page/projectconf/section_env_build.html#build-flags"
        },
        {
            "name": "Win32",
            "includePath": [
　　　　　　　　　/*中略*/
                "C:/Users/mech3/.platformio/packages/tool-unity",
                "",
                "C:/Users/mech3/eigen337"//(追記部分)
            ],
            "browse": {
                "limitSymbolsToIncludedHeaders": true,
                "path": [
                    /*中略*/
                    "C:/Users/mech3/.platformio/packages/tool-unity",
                    ""
                ]
            },
            "defines": [
                /*中略*/
            ],
            "intelliSenseMode": "clang-x64",
            "cppStandard": "c++14",
            "compilerPath": "C:/Users/mech3/.platformio/packages/toolchain-gccarmnoneeabi/bin/arm-none-eabi-gcc.exe",
            /*中略*/
        }
    ],
    "version": 4
}

(B) ソースコード冒頭に書いた宣言

#include <Eigen/Core>  //(A)で追記していた時は波線による警告は出なかった
using Eigen::Matrix3d;

(c) エラーメッセージ

src\main.cpp:5:22: fatal error: Eigen/Core: No such file or directory
compilation terminated.
*** [.pio\build\teensy40\src\main.cpp.o] Error 1

補足情報（FW/ツールのバージョンなど）

window10
Visual Studio Code Version 1.47.3
ちなみにマイコンボードTennsy4.0を扱うためにPlatformIOを入れています。

Comments

[cateye]

#include <Eigen/Core>→#include "Eigen/Core"・・・で、どうでしょう？

[debon]

回答ありがとうございます。
残念ながら<> を ""に変えても同様にビルドできませんでした…。

[Yasumichi]

「Eigenのzipを公式サイトからダウンロードし解凍。」しただけだと使えない気がします。

cmake が使える環境で cmake を使ってビルド・インストールした後でないと厳しいと思います。

[debon]

ありがとうございます。
調べたところEigenは公式や複数ブログでヘッダファイルをインクルードするだけで良い、とあったので展開ファイルをそのまま置いていました。

Answer 1

そのc_cpp_properties.jsonは、先頭部分に書いてあるように、自動生成されるので変更してはだめです。

"!!! WARNING !!! AUTO-GENERATED FILE, PLEASE DO NOT MODIFY IT AND USE https://docs.platformio.org/page/projectconf/section_env_build.html#build-flags"

質問文には全く出てきませんが、おそらく「PlatformIO」の拡張機能を組み込んでいますよね。その場合、インクルードパスだの何だのの設定はPlatformIO.iniに書き、PlatformIO側でc_cpp_properties.jsonを自動生成する仕組みになっています。

ですから、上の引用文の後半で提示されているURLの説明を見て、そこに書かれているやりかたで追加する内容をPlatformIO.iniに書いてください。

Comments

[debon]

回答ありがとうございます。
質問文一番下に書いていましたが指摘の通り、PlatformIOを入れています。
警告文がちゃんと目に入っておらず、変更内容をPlatform.iniの方に書くというのはとても参考になりました。

ただ、まだEigen使用までには至っていません。
PlatformIO公式や"https://qiita.com/watarukato/items/455c74c625e178de385d"を読みつつ試しているのですが、"expected unqualified-id before numeric constant"(同じ名前で変数や定数を定義している？)というエラーが出るようになりました。Teensy4.0(Arduino)とEigen、他のライブラリとの間に問題ないか調べようと思います。

とはいえ、少なくともインクルードパスの問題は解決したと思います。ありがとうございました。

Answer 2

その後下記ベストアンサーを参考に、一定の解決ができたので報告します。
ファイルPlatformIO.iniにて

lib_deps =
    Eigen

と入力しビルドするとPlatformIOのライブラリマネージャ(?)が勝手にEigenを探してきてプロジェクト内の…(プロジェクト名).pio\libdeps\teensy40にEigenを保存してくれました。
あとはexampleを参考に#include <Eigen.h>とするとEigenのMatrixXdやVectorXdが使えるようになりました。

ただこのEigenはVer3.13.1と古いみたいです。当初目的としていた公式サイトから持ってきた最新版のzip(現時点で3.3.7)を展開・保存する方法では結局やり方が見つけられず、バージョンが古いという意味で妥協になりましたが、とりあえず使えそうです。

回答して頂いた方々ありがとうございました。