回答
フルスタックエンジニアになる ことがゴールとした場合、まずはゴールを明確にする必要があります。
まずは、あなたが想像しているフルスタックエンジニアとは?
というのを他人に説明出来る程度には明確にしましょう。
フルスタックエンジニアといっても、分野によって色々ありますし、同じ分野の中でも色々あるので早い話が言ったもん勝ち
なふわっとした概念です。
(フルスタックエンジニアを名乗っているが、実は単に口やマネタイズの上手いおじさんなケースもよくありますし(SNSとかオンラインサロンでよく見かけますね)、明らかにフルスタックエンジニアを名乗って良いスキルセットを持っているが、周りにはもっとすごい専門家が多いため器用貧乏を名乗るエンジニアもいくらでもいます)
例えば、ゲームが心底嫌いな場合、ゲーム系のフルスタックエンジニアを目指しても仕方ないですし、
超ブラックな会社で自分しかいなくてフルスタックをせざるを得ない状況になることも望んでいるところでは無いんじゃないかなと思います。
また、フルスタックエンジニアになるのがゴールなのか、フルスタックエンジニアにもたらされる報酬がゴールなのかによっても方向性は変わってきます。
稼ぎたいならフルスタックエンジニアを目指すより、給料の高い業種に入る方法を探すのが早いです。
IT系でも業種によって明確に給料レンジに差がありますので。
ゴールを明確にしたら、例えばte2jiさんの回答のリンクを有効に使える様になってくるでしょうし、その分野に飛び込んで業務経験を積みつつ自力で研鑽するのが必須になってきます。
例
一例としては、人手が足りない中頑張ってたらいつの間にかフルスタックになっていた。
と言うケースをよく見かけます。
流れとしてはこんな感じ。
- 小規模で人が足りておらず自分なんとかしないといけない範囲が広い
- 裁量と責任が広い
- 少人数だがエンジニアの質は高い
- ミスっても最終的には社長がなんとかしてくれるが、社長には迷惑をかけたくないので無尽蔵にがんばる
- 必然的に勤務時間が異様に多くなる
を全て満たすような職場で何年か生存するとフルスタックエンジニアっぽい何かになっていることが結構あります。
この状態だと、技術的にはフルスタックっぽいですが、上下関係の中で適切にコミュニケーションを取るような能力や大きなプロジェクトを能力が足りない人も含めて上手い事回すという能力が不足していることも多いです。
その場合は上下関係があるような大きめの組織に転職して、大きなプロジェクトの回し方や利益の出し方、どうやれば自分の給料が上がるかと言うところを修行しましょう。
上からも下からも信頼されるという能力/技術はフルスタックエンジニアにとってこそ必須技能です。
ただ、ここは技術的にはあんまり伸びる環境では無いので、技術面は自力で磨き続けます。
数年たつと人脈も出来てきて、実戦で身に着けた技術、コミュニケーション能力、人脈を備えた
稼げるフルスタックエンジニアの出来上がりです。
- 順番は逆でも良いとは思いますが、最終的に技術志向のフルスタックエンジニアになりたいのであれば、早いタイミングから業務で技術に触れている方が有利ですね。