size_tを使う理由は何がありますか？

Question

###わからないこと
C言語で，size_t型の変数があることを知りました．
独学で勉強していて，

char str[] = "Hello";
int num = strlen(buf);

のようなコードを書くとエディターが警告をだすのでintにキャスト変換してプログラミングしていたのですが，そもそもintじゃなくてsize_tを使わないといけないような場面ってどういう場合でしょうか？

Answer 1

int で表せる範囲を超えた値が生じる可能性があるからです。 int や size_t の具体的な大きさは言語仕様では決まっていませんが、現代においてよく使われている 64bit パソコンでは int が 4 バイト、 size_t が 8 バイトとしていることが多く、 size_t で表現できる値が int で表現できるとは限りません。

質問の事例では、キャストを付けなくても暗黙の型変換はされるので言語仕様上の挙動は何も違いがありません。

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[RaitoN]

せんきゅー！

Answer 2

おそらく、あなたの環境ではsize_t はunsigned long と定義されてると思います。
intの表現範囲を超えるサイズの文字列を扱うときは、size_t じゃないときちんと動きませんね。

＃そういう場合がありうるか、というのはべつのおはなし

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[RaitoN]

なるほど．範囲が異なりましたか．わかりました．

Answer 3

継続的にメンテしていく場合10年後などを考えると型に意図をもたせた方が楽です。

たとえば、32bitアーキテクチャから64bitアーキテクチャの変遷時には
使えるメモリが4GBから16EBまで増えました。(正確には現在は256TBだったはず)

こうなるとstrlenの結果がintに収まるかは不明です。

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[RaitoN]

ありがとう．深いね．

Answer 4

size_tは符号なし整数（たぶんunsigned long)です。
で、strlen()は符号なし整数を返してきます。（配列の長さ等）
配列のインデックスは、０位上なので、通常、arry[i]等のインデックスはsize_tを使います。

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[RaitoN]

ありがと