mod_wsgiを使ってPythonをApacheで動かしたい（cd Python-3.6.0がエラーになる）

前提・実現したいこと

mod_wsgiを使ってPythonをApacheで動かしたいと考えています。

CentOSを使用しています。

発生している問題・エラーメッセージ

以下構文のとおり、Python3.6をソースコードからコンパイルしてインストールしたいのですが、

$ cd /usr/local/src
$ curl -O https://www.python.org/ftp/python/3.6.0/Python-3.6.0.tgz
$ tar zxf Python-3.6.0.tgz 
$ cd Python-3.6.0
$ ./configure --enable-shared --prefix=/usr/local LDFLAGS="-Wl,-rpath /usr/local/lib"
$ make & make altinstall

cd Python-3.6.0を実行すると、Permission deniedとなります。

試したこと

上記いくつかの構文の分末に --user を追記ましたが、構文が実行されませんでした。

お手数をおかけしますが、原因と対策を教えて頂けないでしょうか？

行動規範の内容に同意します

回答1件

ベストアンサー

/usr/local/srcの所有者がrootでおそらくパーミッションが700となっているためです。解決方法としては

Python-3.6.0のコンパイルを/home/ユーザ名/以下にディレクトリを作成して行う (推奨)
/usr/local/src/Python-3.6.0の所有者を変える (あまり推奨しない) sudo chown -R ユーザ名 Python-3.6.0
/usr/local/src/Python-3.6.0のパーミッションを変える (強く推奨しない) sudo chmod 755 Python-3.6.0
rootで作業する (強く推奨しない) sudo su -

のどれかになります。

Linuxを安全に使うために一般ユーザでやるべきことをrootでしないという考え方があります。Pythonのコンパイルは一般ユーザで行うべきでrootで作業すべきではありません。rootで行うのはinstallくらいです(make install)。したがって一般ユーザのホームディレクトリで展開してコンパイルする方が良いと思います。近年はDockerが流行って良く分からずにrootで作業する人たちが増えているので、いつか大きな事故が起きるだろうなとも思っています。

あとCentOSということですので追加でアドバイスすると

yumにSCLリポジトリを追加してyum installでインストールする (推奨)
minicondaを使用する
pyenv(anyenv)を使用する

のどれかを検討して下さい。

CentOS上でのコンパイルはLinuxの初心者が手を出すには難しいと思います。Pythonのコンパイルオプションが複雑です(最近はインターネット上で良い記事が多いのと--enable-optimizationsのおかげでそこまで大変な作業ではないです)。少なくとも現在ついているオプションだけでは、機能が強く制限されたPythonが出来上がります。

もしCentOSのバージョンが6.xであればminicondaを強く推奨します。yumで用意されているパッケージがことごとく古く多くのライブラリをソースコードから全てコンパイルすることになるでしょう。

またインターネットに公開して仕事として使用する予定であれば、リポジトリを追加してyumによるインストールが良いです。脆弱性が報告されるたびにコンパイルしてインストールするのは時間の無駄です。

投稿2020/06/23 13:07

編集2020/06/23 21:27