Wordpressでショートコードを入れ子にした場合の本文を取得する方法について

Question

Wordpressでショートコードを展開したあとの本文を取得する方法として、add_filterを使うやり方があると思うのですが、この方法だとショートコードが入れ子になっている場合に、入れ子になっている側の本文が取得できませんでした。

すべてのショートコードを展開したあとの本文を取得する方法はありますでしょうか？

具体的にやろうとしていることは以下になります。

【やりたいこと】
1.『MTS Simple Booking-C』で表示されるカレンダーで、(○)の日付を選択できないようにしたい(リンクで飛べないようにしたい)。

2.プラグイン『MTS Simple Booking-C』と『Ninja Forms』を組み合わせて、『Ninja Forms』内に『MTS Simple Booking-C』を利用したカレンダーを表示したい。

【できないこと】
1.に関しては、以下の処理を追加することで、『Ninja Forms』を使っていないページに関しては問題なく動作することが確認できています。

function disable_calender_link($the_content) {
	$before = 'a class="calendar-daylink"';
	$after = 'a class="calendar-daylink" style="pointer-events:none;"';

	$the_content = str_replace($before, $after, $the_content);

	return $the_content;
}
add_filter( 'the_content', 'disable_calender_link', 12);

しかし、2に関しては『Ninja Forms』内に『MTS Simple Booking-C』のショートコードを埋め込むことでカレンダー自体は表示できているのですが、add_filterのthe_contentで取得した記事本文の中身がショートコードのままになっているため、上記の関数(disable_calender_link)でも置換できませんでした。

すべてのショートコードを展開したあとの本文を取得する方法はあればご教授いただきたいです。

Answer 1

すべてのショートコードを展開したあとの本文を取得する方法はあればご教授いただきたいです。

the_content フックでのショートコードの展開は、１回だけなので、ショートコードを展開した結果に別のショートコードが含まれているとそのショートコードはそのまま表示されます。

WordPress ドキュメントの Shortcode API にも

If the enclosing shortcode is intended to permit other shortcodes in its output, the handler function can call do_shortcode() recursively:

とあるので、ショートコードを含まなくなるまで、do_shortcode 関数を繰り返し実行するぐらいしか無いと思います。

コンテンツ内のショートコードの有無を確実に判別できる方法があれば、do_shortcode を再帰的に適用する関数を自分で作成することで解決できると思いますが、コンテンツ内にショートコードがなくなったという判定条件が思いつかないです。（いい方法があれば、WordPress に取り込まれているはず...と思いたい )

Comments

[yuya92]

ご回答ありがとうございます！

なるほど…

詳しい説明ありがとうございます！
勉強になりました…！