te2jiさんの回答で全てなのですが、反応がないようですので、具体例で説明しましょう。
自分自身がブログ記事を公開するためのサイトを新たに作るとします。
bloggerとか、はてなブログにユーザー登録すれば、直ちに始めることができます。この場合、利用者側ではパスワードの管理とか、できれば二段階認証(あれば)など、認証まわりのセキュリティには気をつける必要がありますが、ソフトウェアのアップデートはなどは必要ありません。bloggerや、はてなブログはSaaS(Software as a Service)と呼ばれます。
ですが、もう少し色々やりたいと思えば、レンタルサーバーを借りて、自分で(あるいはレンタルサーバーの機能を利用して)WordPress等をインストールすることもできます。この場合、OSやPHPのアップデートはレンタルサーバー事業者側でやってくれますが、WordPressやプラグイン、テーマのアップデートは自分でやる必要があります。レンタルサーバーの他に、PaaS(Platform as a Service)と呼ばれるクラウドサービスも同様です。
さらに、レンタルサーバーのPHPバージョンが古いなどが気に入らないので、PHPなども自分でインストールしたいとします。そうなると、VPSやIaaS型のサービスを借りて、自分でPHPなどもインストールすることもできます。VPSやIaaS(Infrastructure as a Service)の場合、OSのインストールはやってくれる(OSの種類は選択はできる場合が多い)ものの、OS自体や、PHP、WordPress、プラグイン、テーマなどソフトウェアのアップデートはすべて自分でやる必要があります。
GCPはIaaS型のサービスなので、ソフトウェアや認証についてはすべて利用者側で担当する必要があります。
これは自由度との裏返しで責任が生じるのだと考えてください。IaaS型のサービスには、利用者が「ソフトウェアのアップデートをしない」自由もあります。ですが、その「自由」には「責任」も伴います(下表)。
| IaaS/VPS | Paas/レンタルサーバー | SaaS |
---|
OS/PHPのアップデート | 利用者 | 事業者 | 事業者 |
WordPress/プラグイン等のアップデート | 利用者 | 利用者 | 事業者 |
パスワード管理 | 利用者 | 利用者 | 利用者 |
GCPや(Amazonの)EC2などは非常に高機能なので、セキュリティを強化する機能も豊富ですが、使いこなしが難しい面もあります。セキュリティのパートナーは、この難しい機能を代行で設定してくれたり、使い方のアドバイスをくれるものです。
バッドをするには、ログインかつ
こちらの条件を満たす必要があります。
2020/06/14 09:51
退会済みユーザー
2020/06/14 23:51
2020/06/17 02:36