killコマンドでプロセスを消せない。

こんばんは。killコマンドの結果について疑問があるので質問させていただきます。
1.一般ユーザーとしてログイン。
2.「man man」と実行し「Ctrl+z」と打つ。
3.「ps」を実行するとmanのプロセス番号が表示される。
4.kill ○○(○○の部分はmanのプロセス番号)と実行する。
5.もう一度psコマンドを実行する。
6.manが残っている。
上の作業でkillしたはずのmanが残っていることに疑問を抱いています。これはなぜ残るのですか？

cateye

2020/06/04 15:30 編集

当方の環境(Linux mint 19.3)では残りませんでした. usr ~/Project/NewProject % ps PID TTY TIME CMD 3594 pts/0 00:00:00 tcsh 8456 pts/0 00:00:00 man 8471 pts/0 00:00:00 lv 8478 pts/0 00:00:00 ps usr ~/Project/NewProject % kill 8456 usr ~/Project/NewProject % ps PID TTY TIME CMD 3594 pts/0 00:00:00 tcsh 8479 pts/0 00:00:00 ps [1] + Terminated man man

行動規範の内容に同意します

回答3件

ベストアンサー

大まかに kuuote さんの回答の通りですが、cateye さんの「残りませんでした」という情報もあるように、環境によって少し違いが出ます。

まず、この件には kuuote さんの言う「メッセージ」が色々絡みます。Linux上では「シグナル」と呼ばれます。

最初、Ctrl-Z を入力した時点で ( シェルやmanに文字が届く代わりに ) Linuxカーネルが「停止の指示」と判断し、man に対して TSTP ( Terminal SToP? ) というシグナルを送ります。
これにより man は停止状態になり、逆にシェルが入力待ち状態に復帰します。

今度、"kill プロセスID" というコマンドを入力すると、( シグナル無指定時のデフォルトとして ) man に対して TERM ( TERMinate ) というシグナルが送られます。しかし、停止状態なので保留されます。
その後、fg コマンドで man をフォアグラウンドに復帰させようとすると、改めて CONT ( CONTinue ) というシグナルが man に送られ、停止状態が解除されます。そこで保留されていた TERM シグナルが効果を発揮し、man 終了という形になります。

cateye さんの場合、使っているシェルが tcsh で、kill コマンドも tcsh の内部コマンドのようです。この場合、kill コマンドが TERM と CONT を立て続けに送る動作をするようです。なので、fg しなくても直ぐに man の終了となります。

なお、bash の内部コマンドの kill の場合も、プロセスIDではなくジョブIDを指定すると、tcsh の場合と同じように、TERM, CONT が立て続けに送られる挙動になります。
つまり、"kill プロセスID" ではなく "kill %1" などのようにすれば、即座に終了することになります。

投稿2020/06/04 16:57