コピーしたポインタ変数の解放処理

Question

void main()
{
int *p = new int(1)
int *i = p
delete i
}
上記のような処理で、iはdeleteが呼ばれたことで cout ≪ *i ≪ endlは参照出来ずエラーがおきますが、cout ≪ *p ≪ endlはいままでどおりなかみを参照出来てしまいます。
まとめますと、同じアドレスを持ってるものを片方消した場合もう片方は消えないのでしょうか？それともヒープメモリ上では消えているが、データは残っている？のでしょうか

Comments

[hoshi-takanori]

new したメモリを delete しても、一般的な処理系ではメモリの内容はそのままで、次に new したときに再利用するためにプールされます。ので、再利用されるまでメモリの内容は残っている場合がありますが、あくまでも未定義動作であり、それを利用するプログラムは間違っています。

[apa]

ポインタ系ややこしくて
c++ 2、3年やってるんですけど
まだマスターしきれないです
答えてくださったみなさんありがとうございました
だいぶ理解でき成長できました！

Answer 1

C++でnewでもCでmallocでも同様ですけど、領域を確保するものであって、特定のポインタ変数になにかするものではありません。少なくとも昔ながらのポインタ変数については。

仮に、1000番地からの領域が確保された場合、
例えば、別途「領域確保表」があって、確保した領域をリスト管理していたとすると、確保するときにそのリストに1000番地が付け加えられるとします(管理方法なんていくらでも考えられるので、実際にこうしているという話ではありません。確保した先頭番地の前に管理テーブルをつけるとか、いろいろ考えられます。)

で、確保した領域を解放するのは、「領域確保表」から登録を消したということです。

一方、ポインタ変数に1000番地を格納するというのは「1000番地」と書いたメモを作成するだけの話であって、そのメモを複製しようと、複製したものの一部を書き換えようと、解放したあとに参照しようと、それはシステムの知ったことではありません。

ローカル変数などの動的変数の話と一緒で、解放後の領域の内容は管理されていないものです。たまたま他のタスクが使っていなければ以前のデータが残っているかも知れませんが、いつ何時誰が書き換えても文句は言えない状態です。

Answer 2

delete 後のポインタを逆参照した結果は未定義なので
delete 後の動きを語るのは意味がありません。

Answer 3

deleteを読んでも
内部的にデータが残っていることがある

Answer 4

deleteを読んでも
内部的にデータが残っていることがある

Comments

[thkana]

言ってみれば、「鍵のない貸会議室のホワイトボード」なわけで。

会議室を「解放」したあとでも、まだ次の人が書いてなければホワイトボードには前に書いた内容がそのまま残ってる、かも知れない。
だからといって、勝手に使うなら、場合によっては、次の会議で使っているところにズカズカと入り込んでいって勝手にホワイトボードを書き換えるような行為になりかねない。

Answer 5

処理系が分からないのでなんとも言えないのですが・・・

参照出来てしまいます。

オブジェクトの管理方法次第ですね。たぶんこれ↓

参照カウント