c言語の関数の実装内容の初歩的な質問(プログラムの省略?)

Question

色々な関数の実装内容を見ているのですが，省略されて書かれているようなものが多く，理解できません．
例えばstrstr()関数の
if(!*sub)やwhile(*cp)やwhile(*s1 && *s2 && !(*s1-*s2))などです．
またそれらの書き方がまとまっているものがありましたらお教えください．

Answer 1

それらの書き方を覚えようとするのはあまり意味がありません。
それよりも、ifやwhileは何を持ってして動きを変えているのか？ということを理解したほうが早いです。
C言語において、真偽値というのは数値です。
0であれば偽を、それ以外の全ての数値は真を表します。
そして、ifやwhileが見ているのは()の中の式ではなく、その値のみです。
純粋にその値が、0かそれ以外か、という点しか見ていません。

その為、
if(1)文;
と書けば必ず文は実行されます。

while(300)文;
と書けば、文は300回……では無く無限に実行されます。
何回回っても300は0以外なので真だからです。

そういう視点で見れば、
while(*cp)
というのは、
while(*cp!=0)
と同義だとわかります。
このcpが何かは不明ですが、文字列へのポインタであったと仮定し、ループの度にインクリメントされるものであると仮定すれば
*cpが何らかの文字である間は0意外なのでループが周り、ポインタが進みます。
最後のヌル文字に到達したとき、ヌル文字の文字コードは、0ですので、
*cp=='\0'==0==偽
となり、
while(偽)
となってループが終了します。

そういった感じに、形で覚えるのでは無く、どういう時にどういう動作を行うか、どういう意図で書かれたものかを考えるようにすると、分かりやすいかと思います。

Comments

[gamuq]

なるほど，ifやwhileが0か1かしか見ていないということを初めて知りました．
形を暗記しようとするつもりはなかったのですがそもそもの仕様を理解していませんでした．
解決致しました．ありがとうございました．

[kazuma-s]

「0か1かしか見ていない」ではありません。
「『0』か『0でない』かしか見ていない」です。