@IBOutlet weak var 〜 とはどういうこと？

Question

前提・実現したいこと

1、
参考書を見ながら勉強しているのですが
classをインスタン化する時には var ＜変数＞＝＜クラス名＞（）にしてインスタンスを操作する
とあります。　インスタンスとは実体で、例えばUI部品のスライダーとかのこととあります。
ということは@IBOutlet weak var aLabel: UILabel!　　とはラベルをインスタンス化するという意味ですか？
また
変数や定数に代入する var count = 0　このコードもcountに入れて実体化するという意味で捉えてもいいのでしょうか？

2、
@IBOutlet weak var aLabel: UILabel!
のことを参考書では aLabelプロパティの宣言と書いてあります。
でもaLabel.text = "0"のtextの部分がプロパティでaLabelは変数名だと思うのですが、
どちらが正しいのでしょうか？

発生している問題・エラーメッセージ

エラーメッセージ

該当のソースコード

import UIKit

class ViewController: UIViewController {

    
    @IBOutlet weak var aLabel: UILabel!
    
    
    var count = 0
    
    override func viewDidLoad() {
        super.viewDidLoad()
        
        aLabel.text = "0"

試したこと

ここに問題に対して試したことを記載してください。

補足情報（FW/ツールのバージョンなど）

ここにより詳細な情報を記載してください。

Answer 1

ご質問されているところ、深いところを尋ねていらして（好印象）考え方に依るところもありそうですので、いろんな回答がつくかもしれません。そんな前置きな上で、自分の思うところをお伝えしておきますね。

1.

@IBOutlet weak var aLabel: UILabel! には、その参考書でいう = クラス名 がありませんので、インスタンス化まではされていません。この行を参考書に照らすと var aLabel: UILabel! が肝心なところで、変数が ラベル であることまでは謳われていますけれど、インスタンス化は別のところで行われます。

実際に初期化される場所は @IBOutlet がヒントになっていて、具体的にはストーリーボード内で、画面上に配置したラベルと連結することで、インスタンス化されるのが一般的と思います。

それと var count = 0 についても、細かいことを言うとクラスではなく構造体になるのですが、それはさておき、こちらも「0 を count に入れて実体化している」と捉えて大丈夫です。実体は Int 型 です。

2.

変数 と プロパティー の区別は難しいところで、何かに所属している変数がプロパティーという考え方でたぶん合っていると思います。そうだとしたとき、変数 でも プロパティー でもどちらでも同じ意味の言葉になります。

そうしてみると、aLabel に所属している text は、aLabel のプロパティーで間違いないと思います。同じ理由で、ViewController に所属している aLabel は、ViewController のプロパティーになります。

まとめると、どちらも正しくて aLabel も text もそれぞれ、それ自体が変数であって、それの所属先のプロパティー、みたいな感じで把握してみるといかがでしょう。

Comments

[Hyper_natural]

わかりやすい解説、ありがとうございます。