numpy np.random.seed()の使いみちとメリット

Question

プログラミング初心者です。
numpy.random.seed() という関数を勉強したところなのですが、この関数の使いみちを教えていただきたいです。
変数に入れるなどして使い回せばいいだけでは？と思うのですが、どうなのでしょうか。
サンプルなどを示していただけるととても助かります。
よろしくおねがいします。

Answer 1

何らかの方法でシード値を使わないと、実行する度に結果が変わります。

以下の二つのプログラムを何回か実行してみれば実感できます。

import numpy as np

np.random.seed(42)
print(np.random.rand())

import numpy as np

# np.random.seed(42)
print(np.random.rand())

シードを設定したいのは、言うまでもなく計算の再現性担保のためです。

私の環境ではシードを設定した方は0.3745401188473625とか出てきましたが、この値を直接コードに書かないのは、実際のrandomの一番よくある使われ方が「何らかの分布に従う複数のサンプルを生成すること」で、単一の値ならともかく何万個とか分布に従うように生成して取っておくのはあまりにも面倒くさいから。

Comments

[Henjin213]

なるほど！ありがとうございます