lock_guardを使用した排他処理について

lock_guardによるロックは、スコープ(関数)単位で掛けられる認識です。
以下のようなコードがあるとして、ロックのスコープの範囲を変えたい場合は、
変えることは可能でしょうか。
例えば、関数を抜けるときではなく、
以下のコメントの位置で開放したい場合。

以下のソースはシングルスレッドですが、
今後マルチスレッドでDataの値を操作することを想定しています。

C++
1struct Data {
2  int data;
3  std::mutex mtx;
4};
5
6void work_lock(Data& d) 
7{
8　　　　 int n = 0;
9
10        std::lock_guard<std::mutex> lock(d.mtx);   // ロックの取得
11
12        n = d.data;
13        n += 1;
14        d.data = n;
15        // 関数の終わりで、解放ではなくてここで開放したい
16        std::cout << "d.data : " << d.data << std::endl;
17
18}　// 本来はここで開放されている
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20int main() {
21  Data d;
22  d.data = 0;
23
24  work_lock(d);
25
26  std::cout << d.data << std::endl;
27}

行動規範の内容に同意します

回答1件

ベストアンサー

lock_guard はスコープ単位でロック/アンロックするのが目的のものなので、ロックしたい範囲にスコープを作ってしまえばいいのではないでしょうか。

cpp
1#include <iostream>
2#include <mutex>
3
4struct Data {
5    int data;
6    std::mutex mtx;
7};
8
9void work_lock(Data &d)
10{
11    int n = 0;
12
13    {
14        std::lock_guard<std::mutex> lock(d.mtx);
15        n = d.data;
16        n += 1;
17        d.data = n;
18    }
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20    std::cout << "d.data : " << d.data << std::endl;
21}
22
23int main()
24{
25    Data d;
26    d.data = 0;
27
28    work_lock(d);
29
30    std::cout << d.data << std::endl;
31}
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