LINUXのパーティションとディレクトリに関して整理できていないため整理したいです。
・ディレクトリ…Windowsでいうところの「フォルダ」。LINUXでは「/」ディレクトリが全てのディレクトリを含んでいる。
・パーティション…複数の補助記憶装置を一個のまとまりとして考えて、それらを論理的に区分すること。
以上がディレクトリとパーティションの認識ではあるのですが、とてもわかりづらいことが一点あります。
ディレクトリaaaが、/etc/aaaに存在していても、/etcが区分されているパーティション内に、/ect/aaaは存在していないこともあるのですよね…?どういった仕組みでそうなっているのか理解できていません…
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回答2件
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いろいろ整理しながら理解していった方がよさそうですね。他の方が説明してくださっているところは繰り返しませんので、そちらもご覧ください。
まず、パーティション、というものですが、これは Windows と Linux という OS レベルで異なる話ではありません。Windows でも Linux でも CPU とかハードディスクとか USB メモリとか、そういうハードウェアは同じ概念ですよね(内部的にそれに対してどうアクセスできるようにするか、というソフトウェアの表現はそれぞれ違いますが)。パーティション、というのもそういうハードウェアの類の概念です。
★
たとえば、新品の 1.5TB のハードディスクを買ってきたとしましょう。これを 100GB、200GB、300GB、400GB, 500GB の五つの領域にわけて、それぞれ別のハードディスクのように使うことができます。Windows を新しくインストールしよう、と思って、200GB のところを C:/ ドライブに、300GB のところを D:/ ドライブにしよう、とかできるわけです。で、同じハードディスクに Linux も入れちゃおう、と 500GB のところを / に、200GB のところを /home に、100G のところはスワップ領域に、なんて具合に割り当てることができます。で、うまいこと設定すれば、電源投入時に Windows か Linux かを選んで起動することができるようになります。
☆
★から☆までの間の話が、「パーティション」という言葉を使わずにパーティションの基本的な概念について説明したものになります。「パーティション」という言葉を使うと ...
1.5TB のハードディスクを fdisk を使って /dev/sdb1 ... 100GB、/dev/sdb2 ... 200GB、/dev/sdb3 ... 300GB、/dev/sdb4 ... 400GB, /dev/sdb5 ... 500GB の五つのパーティションにわけた。200GB のパーティション (/dev/sdb2) を C:/ ドライブに、300GB のパーティション (/dev/sdb3) を D:/ ドライブにして Windows 8 をインストールし、残りのパーティションである /dev/sdb5 を /、/dev/sdb2 を /home、/dev/sdb1 をスワップ領域として Ubuntu をインストールし、デュアルブートできるようにした
というような感じになります。Windows でもっと保存領域が欲しくなったので、後から /dev/sdb5 をさらに二つのパーティションに分け、その一方を E:/ ドライブとして追加する、というようなこともできます。
(LVM の話とかはとりあえず置いておきます。)
ここまでがパーティションについて。次、「ディレクトリaaaが、/etc/aaaに存在していても、...」のくだりについて。
Windows でも (Vista だか 7 だか 8 だか 10 だかでいろいろ違いますが)、「デスクトップ」を開くと、ユーザー名のフォルダ (説明のために takeyuki ユーザでログインしているとします) や「コンピューター」や「ネットワーク」、「ゴミ箱」があったりしますよね。でも、「デスクトップ」の実体は C:/Users/takeyuki/Desktop というフォルダで、takeyuki フォルダの実体は C:/Users/takeyuki で、「ごみ箱」は C:/ や D:/ それぞれにある隠しフォルダをまとめて見せているものになります。
という具合に、Windows においても実体が違うところにあるものを、さもそこにあるように見せかけたり、記憶領域ではない「コンピューター」や「ネットワーク」などをフォルダと同じように扱えるように見せたり、ということをやっています。Linux でシンボリックリンクで「さもそこにあるように見せかけたり」、さまざまなデバイスをファイルシステム上にマッピングして同じようにアクセスできるようにしたり、というのも、発想としては同じことです。そうなっていると便利だろうということで、そうしている、ということですね。
少しは理解のお役に立てたでしょうか。
投稿2016/01/30 16:41
総合スコア2468
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・ディレクトリ…Windowsでいうところの「フォルダ」。
これは合ってます。Windowsでもディレクトリとも言いますが。
LINUXでは「/」ディレクトリが全てのディレクトリを含んでいる。
これは日本語を文字通り捉えると変だが、たぶん意図するところは合っていると思います。
・パーティション…複数の補助記憶装置を一個のまとまりとして考えて、それらを論理的に区分すること。
これは間違い。「複数の補助記憶装置を一個のまとまりとして考えて」はロジカルボリュームですね。
パーティションは、ディスク(補助記憶装置)を1つ以上に区切った部分です。
「論理的に区分」という所は合っています。
ディレクトリaaaが、/etc/aaaに存在していても、/etcが区分されているパーティション内に、/ect/aaaは存在していないこともあるのですよね…?
言葉遣いが変なので、書き直すと、
ディレクトリaaaが、/etc/aaaとして存在していても、/etcが含まれているパーティション内に、/ect/aaaは存在していないこともあるのですよね…?
/etc/aaa は、/etcが含まれているパーティション内に必ず含まれています。
/etc/aaa/bbb であれば、/etcが含まれているパーティション内に含まれていない可能性もあります。/etc/aaa が別パーティションのディレクトリへのシンボリックリンクの場合ですね。
投稿2016/01/30 10:26
総合スコア86299
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