array_diffの挙動について

Question

お世話になっております。

Paiza.ioでPHPの挙動を学習中です。
PHPの関数に、array_diffがあると思いますが、
その処理結果について、腑に落ちないところがあります。

例えば、
september という文字列と、
septembar という、
わざと最後から二番目の文字を誤った表記にした文字列を配列にし、
array_diffでどのような差の結果が返ってくるか、確認したのですが、下記のようになりました。

<?php
　// 最後から2番目の文字列のみ差をつけ確認
　$correct = ["s", "e", "p", "t", "e", "m", "b", "e", "r"];
　$wrong   = ["s", "e", "p", "t", "e", "m", "b", "a", "r"];

　var_dump(array_diff($correct, $wrong));
?>

//出力結果
　array(0) {
　}

上記結果に対し、公式ドキュメントを見ると、第一引数内の値にあるものと、第二引数以降のものを比較し、
第二引数以降側にないものを配列として第一引数から返す、という理解でいます。

PHP.netのarray_diffのページ

ただ、下記のように文字数を1対1にし、比較すると、認識どおりの結果が返ってきます。

<?php
　// 1文字のみで差を確認
　$correct = ["e"];
　$wrong   = ["a"];

　var_dump(array_diff($correct, $wrong));
?>

//出力結果
array(1) {
  [0]=>
  string(1) "e"
}

この挙動の差は、何が理由で起きているのかが、解決できずにいます。
お手数ですが、もしよろしければ、ご教示いただけますと、幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

Answer 1

同じ位置同士の要素を比較すると勝手に決めていますね。

リファレンスの記述は、

array1 を他の配列と比較し、 array1 の要素の中で他の配列には存在しないものだけを返します。

です。よく読みましょう。

["s", "e", "p", "t", "e", "m", "b", "e", "r"]に含まれる各要素は、すべて["s", "e", "p", "t", "e", "m", "b", "a", "r"]の中にあるので、結果は[]です。

"e"は、$wrong[1]にあります。

Comments

[Ryota.I]

yambejp様、otn 様

お早いお返事ありがとうございます。
上記の解説にて、納得できました。

また、何かありましたら、よろしくお願いいたします。

Answer 2

array_diff($correct, $wrong)は、$correctにあるけど、$wrongに無いものなので、"e"は$wrongに含まれるためヒットしません

Comments

[yambejp]

var_dump(array_diff($wrong,$correct));
とすると$correctに含まれない"a"がヒットします