C言語でxlsx形式の読み書き

Question

初歩的な質問となりますが、よろしくお願いいたします。

前提・実現したいこと

C言語を用いてxlsx形式ファイルのコピーをしたいです。

発生している問題・エラーメッセージ

バイナリで読み書きして生成されたコピーファイルを開くとエラーになります。

'cpy.xlsx'の一部の内容に問題が見つかりました。可能な限り内容を回復しますか？
ブックの発行元が信頼できる場合は、[はい]をクリックしてください。

[はい]を選択すると修復され、コピー元の内容も修復されます。

該当のソースコード

#include <stdio.h>
#include <stdlib.h>
#include <string.h>
void main() {
FILE *rp, *wp;
char str[256];

	*str = '\0';
	rp = fopen("test.xlsx", "rb");
	wp = fopen("cpy.xlsx", "wb");
	if ( rp == NULL || wp == NULL) {
		fclose(rp);
		fclose(wp);
		return;
	}
	
	while (1) {
		if ((fread(str, 1, 256, rp)) == 0 ) {
			break;
		}
		fwrite(str, 1, 256, wp);
	}
	
	fclose(rp);
	fclose(wp);
	
	return;
}

Answer 1

fread関数の戻り値は何を表しているのか、調べてみてはどうでしょう

Comments

[otoma_yim]

ご返答ありがとうございます。

正常時：読み込んだデータ個数
ファイル終了時及びエラー時：　読み込みデータ数より小さい値

ということでしょうか。
これをもとにwhile文のbreak条件を見直してみましたが結果が変わりませんでした。

[y_waiwai]

25５以下の数字が返ってきたときはどういう動作をするんでしょうか。

[otoma_yim]

解決いたしました。
どうしようもない質問に回答頂きありがとうございました。

255以下の数字が返ってきた場合でも
if ((fread(str, 1, 256, rp)) == 0) {break}
としているので問題なくfwriteされるとだけ考えていましたが、そこではなく255以下の場合のゴミもfwriteされることが問題だったのですね。

Answer 2

両ファイルサイズを比較してみてください.
読んだバイト数分だけを書き込むようにしなくては, ちゃんとコピーしたことにはならないでしょう.

Comments

[otoma_yim]

ご返答ありがとうございます。
一応ファイルサイズは同じで、修復すると内容もコピー元と一致しています。
ですが、開く度に本エラーメッセージが出てしまいます。

[jimbe]

> ファイルサイズは同じ
1バイト単位まで同じなのでしょうか.
y_waiwai さんが指摘されていますが, fread は必ずしも指定したバイト数分 str に読み込むわけではありません. そのため, 関数値として読み込んだバイト数を返し, str のそのバイト数以降は直前のままで有効な値ではありません.
例えば 100 バイトのファイルを fread(str, 1, 256, rp) として読んだ場合, うまくいっても 100 バイトしか読み込めませんので, str[0]～str[99] までにデータが入り, str[100]以降は有効では無く, fread の戻り値が 100 となります. その状態で fwrite(str, 1, 256, wp) とすると, 先頭 100 バイトがfread したデータ, 101から後が不定(0?) な 256 バイトのファイルが出来ると思います.
そのため, ファイルサイズをバイト単位で確認し, ファイルサイズが異なり, 元のファイルが256バイト倍数で無いのにコピーしたファイルが256バイト単位になっていれば, 余計なデータが後ろについていると想像されます.

[otoma_yim]

解決いたしました。
本当にどうしようもない質問に丁寧に回答頂きましてありがとうございました。

ご指摘のとおり255以下の読込時にゴミを含んだ状態でfwriteしていたため、コピーに失敗していました。
while (1) {
rc = fread(str, 1, 256, rp);
if (rc == 0) { break; }
fwrite(str, 1, rc, wp);
}
としてfreadの戻り値をチェックし、fwriteのサイズ指定に使用することで解決しました。