Pythonでの質問

Question

wf = wave.open("whitenoise.wav", "r")
fs = wf.getnframes()

x = wf.readframes(wf.getnframes())
x = frombuffer(x, dtype="int16") / 32768.0

このような記述があったときxに入っている値はどのようなものになるのでしょうか

x = frombuffer(x, dtype="int16") / 32768.0

ここの処理がいまいちわかりません。

x = frombuffer(x, dtype="int16") / 32768.0

x = np.frombuffer(x, np.dtype="int16") / 32768.0

それと上の二つの文があったとして違いがあるのでしょうか？
np.は省略してもいいものなのですか？

わかりづらい文章だと思いますがよろしくおねがいします。

Answer 1

frombuffer() という命令は複数のライブラリで利用されていますが、
frombuffer(...)/32768.0 という記述からは、numpy ライブラリの関数と想定されます。

np.frombuffer(...) と書くべきなのか、frombuffer(...) で良いのかは、numpy ライブラリをどのように import しているか？によります。

import numpy であれば、 numpy.frombuffer(...) と書かなければなりません。
import numpy as np であれば、 np.frombuffer(...) と書かなければなりません。
from numpy import * であれば、 frombuffer(....) と書かなければなりません。

Comments

[osima]

おっしゃるとおりnumpyを使ってるようです
from pylab import*とimport numpy as npという記述があります

Answer 2

frombuffer(...)がnumpy の関数であれば...

frombuffer(x, dtype="int16")は、xを2バイト単位のデータが並んでいるバイナリデータとみなして、それを、numpy の ndarray にする関数です。
符号付2バイトなので、各要素の値は、-32768～32767 になります。

x=frombuffer(x, dtype="int16") #(1)
x=x/32768.0 #(2)
と分けて書くことができます。(1)は上で説明した通りです。
(2)は numpy では、「ndarray / 数値」で、「ndarray内の各要素を数値で割る」という処理を表現できます。このため -32768～32767 の値を 32768.0 で割るため、各要素が -1以上1未満のfloat な ndarray になります。

Comments

[osima]

とてもわかりやすい解説ありがとうございます
助かりました！