Q&A
グラフィック系ツールのようですが、デバイスドライバーとかは関係ないのでしょうか？
linuxにてc++プログラムの実行ファイルを他環境（OSは同じ）に持ってってリビルドせずに動作させたかったです。
その際にlddで表示される依存関係のある共有ライブラリを全部コピーして他環境にもっていけば動くと考え、
１．実行ファイルとlddで表示される依存関係のある共有ライブラリを他環境のコピー
２．他環境にてlddした際not foundがない状態に環境パスを通す
という作業を行いました。
結果、プログラム自体は動作するが、正常に動作しない。
aptでパッケージを追加インストールすると正常に動作する。という結果になりました。
前置きが長くなりましたが、
lddで表示される共有ライブラリ ＝＝ プログラムを動作するのに必要なすべてのライブラリ
ではないということなのでしょうか？
また、実行ファイルだけもってって動作させたい場合、
静的リンク以外だと地道に必要なライブラリコピーしてやるしかないものなのでしょうか？
もう少し具体的に書くと以下のような状況です。
１．gstreamerを使ってビルドされたopencv3.4のvideocaptureを使ったプログラムを作成
２．作ったプログラムにldd.表示された共有ライブラリをすべて他環境にコピー
３．他環境でプログラムにldd,not foundがないように環境パスを通す。
４. 実行するとGStreamer: your gstreamer installation is missing a required pluginとなりvideocaptureが動かない
５. aptでgstreamer関連のパッケージをインストールすると動作する
vmwareで同じubuntu16.04の仮想環境を構築しているのでaptで入れたもの以外には差異はないと思います。（デバイスドライバについて詳しくないのでご質問に沿ってるかどうか。。。）
ちなみにaptで入れたものはlibavcodec-dev libgstreamer1.0-0 libgstreamer-plugins-base1.0-0 libgstreamer-plugins-good1.0-0です（自動で依存関係解決して入るものは抜いてます）
videocaptureでオープンしているのはカメラではなく動画ファイルです！
ああ、ハードウェアは関係ないんですね。失礼しました。
回答2件
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ベストアンサー
共有ライブラリのリンクにも、暗黙的リンクと明示的リンクがあります。
(あまりWindows以外ではそういう言葉は聞かれないけど、仕組みは一緒です。)
暗黙的リンクは、ビルド時に共有ライブラリの情報を保持し、起動時に「暗黙的に」共有ライブラリとプログラムをリンクします。
プログラムが共有ライブラリの情報を保持しているので、lddなどで情報を得る事ができます。
それに対し、明示的リンクはdlopenやLoadLibraryなどの関数を使い、プログラムで「明示的に」共有ライブラリをリンクします。
この場合、プログラムの動作次第で、読み込む共有ライブラリが変化しますので、lddなどでプログラムから共有ライブラリの情報を得る事はできないでしょう。
明示的リンクは、明示的に共有ライブラリをリンクするプログラムコードを書かなければならないわけで、手間がかかります。
しかし、暗黙的リンクは共有ライブラリがないと起動すらできませんが、明示的リンクの場合は起動はできます。
これが大きな違いです。
特に、プログラムとは別に、共有ライブラリをプラグインとして後から機能を追加するような仕様である場合には、明示的リンクが使用されます。
例えば、Pythonの拡張モジュールとか、apacheのモジュールなどは、そのような仕組みになっていると思います。(実際に調べたわけじゃないけど)
gstreamerのプラグインも、同様の仕組みになっているのではないでしょうか。
(videocaptureにしても、「Opencvがインストールされていないと、gstreamerは使えません！」なんて事はないように、videocaptureプラグインがなくても動作するようになっていると思います)
投稿2019/12/14 18:26
総合スコア3482
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missing a required plugin
なので、プラグインのファイルが、gstreamer用ブラグインディレクトリに必要なんだと思います。
共有ライブラリ以外の読み込むファイルを調べないと。
設定ファイルとかもあるかもしれないです。MYSQLだとmy.cnfみたいな。
投稿2019/12/14 17:04
総合スコア84708
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