ポインタ、ポインタ参照

Question

このコードだと、値渡しのほうは結局メモリを開けられたものの、ポインタpは値渡しになっているから、ｐにはNULLが入ったままになっているという状態になっています。
ただしメモリが開けられる時点ではｐポインターが指すメモリとしてcomputerは認識しているわけですよね、ただしそのアドレスがpに参照として渡させれないから、pの値は変わらないという事なんですが、最初にｐポインターを認識していたとするなら、コピーできなかった時点でメモリを示していたｐポインタは削除されて、
現時点ではアクセスができない無駄なメモリが生まれてしまったという理解になるのでしょうか？

コード
void pass_by_value(int* p)
{
    //Allocate memory for int and store the address in p
    p = new int;
}

void pass_by_reference(int*& p)
{
    p = new int;
}

int main()
{
    int* p1 = NULL;
    int* p2 = NULL;

    pass_by_value(p1); //p1 will still be NULL after this call
    pass_by_reference(p2); //p2 's value is changed to point to the newly allocate memory

    return 0;
}

Answer 1

こんにちは。

メモリを示していたｐポインタは削除されて、現時点ではアクセスができない無駄なメモリが生まれてしまったという理解になるのでしょうか？

完全にその通りですよ。

Comments

[reotantan]

pポインタが削除された時点でそのメモリを開放するか、エラーをだすなどの機能はプログラマーが自分で書くってことになるんですかね

[Chironian]

その通りなのですが、ちょっとニュアンスが違うかも。
そのメモリが不要になった時点で解放します。例えばp2ポインタをp3ポインタへコピーして引継ぐなどした場合は、p2が削除された時点でメモリ解放するとp3ポインタの人が困ってしまいます。

yubaさんが言及されているスマートポインタにはC++11のstd::unique_ptr<>やstd::shared_ptr<>がありますが、この辺りを使うとメモリ・リークや不正解放等を防ぎやすくなりますので便利です。
↓この辺が参考になると思います。
http://qiita.com/hmito/items/db3b14917120b285112f

Answer 2

この無駄なメモリが生まれる現象のことを「メモリリーク」と呼びます。
また、

pポインタが削除された時点でそのメモリを開放するか、エラーをだすなどの機能はプログラマーが自分で書くってことになるんですかね

基本的にはその通りなのですが、いまどきのC++ではプログラマがそういうところに注意力を使わなくていいよう、スマートポインタというものを使って自動解放させます。