独自例外クラスのMSTest

Question

実現したいこと

MStestを利用して、例外処理(※)のテストコード実装方法を知りたいです。
今のところの案では、デバッグビルド時だけ有効となるテストコードをテスト対象のメソッドに埋め込むということを考えていますが、可能であれば、テストコードだけで実装したいと考えています。
アドバイスよろしくお願いいたします。
※Exceptionクラスを継承し、独自のエラーコードを上位に発砲。最終的には、ログに出力。

// テスト対象
private static void MethodA()
{
	try
	{
		// 現状の案は、ここにデバッグビルド時だけ実行する例外発生コードを書く

		// 処理
	}
	catch (XXXXXException)
	{
		throw;
	}
	catch (Exception ex)
	{
		// 一意となるエラーコードを指定
		// ここのテストコードを書きたい。
		throw new XXXXXException();
	}
	finally
	{
	}
}

開発環境

.NET Framework 4.5.1
Visual Studio 2017 プロフェッショナル

Comments

[ozwk]

例外が起こる操作をしたときに例外がちゃんと発生するかを見たいんですよね?
普通ならそれをそのままテストコードに書けばいいと思うんですができない理由は何でしょう?

[nobureon2]

はい、そうですね。
アプリケーションエラーが発生しないよう、全てのメソッドをtry～catchで囲んでいます。
なので、テストコード側で例外を発生されるのが難しいです。

[ozwk]

よく見たらテスト対象と書かれたメソッドがprivateなんですけど
これを呼んでいるメソッドをテストしているんですか?

で、その呼んでいる側で例外をcatchしてなにかして再スローはしてない感じですか?

[nobureon2]

例であげたのはprivateですが、publicのものもあります。
privateのものは以下の方法でユニットテストをしています。

https://www.gesource.jp/weblog/?p=7742

呼び物はスローするだけですね。
スローした例外はトップハンドラでcatchして処理する（ログ出力等）かたちです。

Answer 1

普通は例外を生成するためのモックを作ってテストすると思うけど、その対象のメソッドがモックで処理を差し替えられる事が前提になるので、IoC(Inversion of Control)とか勉強されると良いんじゃないでしょうか。

Comments

[nobureon2]

そうですね。
上にも記載したのですが、全てのメソッドをtry～catchで囲んで例外処理を実装しているので、
処理にかかわらず、テストコード側で例外を発生させる方法があれば知りたいという意味です。

[gentaro]

あー失礼。これがテスト対象のコードか。
まぁテストする方法は回答欄に書いたとおりなんで、調べてみてください。

[gentaro]

簡単に言えば
・モックを使う
・IoCで制御を逆転する（依存性を外部から注入できるようにする）
でお望みのテストは可能です。

ググればサンプル含めて色々わかるはずなので、一から十までは説明しません。（ここのサイトの趣旨にも合わないので）

Answer 2

こんにちは。

全てのメソッドをtry～catchで囲んでいます。

と言っている以上は、全ての例外発生パスを自身が管理していることを意味するため、単に「そのメソッドを実行した際に例外が起きる状態を根本的に再現してテストする」以外の手は無いです。

ロジック側に「テストを行うためだけのコード」を追加するのは基本的に論外です。それは「テスト可能な設計」によって実現するべきものです。

gentaro さんが回答で suggest しているように、IoC を念頭に置いた設計にすることでテスト可能な構造にすることができます。

現状のように、意図的に例外を出すことが不可能と思えるロジックにおける例外パスは、そもそも「テスト不能」な状態にあると考えて下さい。

Answer 3

結果的にデバッグビルド時だけ有効となるテストコードをテスト対象のメソッドに埋め込むことで対応しました。tamotoさんの回答通り、テスト不能なコードであると結論に至ったのでベストアンサーとしました。

gentaroさん、Zuishinさんも回答いただきありがとうございました。
今後の参考にさせていただきます。

Comments

[Zuishin]

参考にするにはまずこのコードの意味がわからなくてはいけませんね。
テスト不能ではありません。

[nobureon2]

MethodAのcatch (Exception ex)以下をMethodBでメソッド抽出することでテスト可能とするという意味だと思ったのですが、合っていますか？

[Zuishin]

例外オブジェクトは生成しただけではコードの進行を止めません。
throw する前にそれを検査すればいいだけの話です。
私の回答はそれを説明していますが、読み取れているように見えないので書きました。

[nobureon2]

理解しました。
ただ、Exceptionで補足した例外を検査したいわけではなく、
Exception内でthrowするXXXXXExceptionのテストを実施したかったです。
自分の質問が分かりずらかったようですみません。

[Zuishin]

だから、throw する例外を throw する前に検査できるという回答です。

Answer 4

次のようにして MethodB をテストすれば良いのではないでしょうか。

private static XXXXXException MethodB(Exception ex)
{
    if (例外が起こる条件)
    {
        return new XXXXException();
    }
    else
    {
        return null;
    }
}

// テスト対象
private static void MethodA()
{
    try
    {
        // 処理
    }
    catch (XXXXXException)
    {
        throw;
    }
    catch (Exception ex)
    {
        var xxxxxException = MethodB(ex);
        if (xxxxxException != null)
        {
            throw xxxxxException;
        }
    }
    finally
    {
    }
}