TeraTermからVirtualBoxのKali Linuxへ接続できない

Question

Virtual Boxを勉強しているものです。TeraTermでVirtual BoxのKali linuxへアクセスしようとしているですが「接続が拒否されました」と
出力されてしまいます。

/etc/network/interfacesの中身

# This file describes the network interfaces available on your system
# and how to activate them. For more information, see interfaces(5).

source /etc/network/interfaces.d/*

# The loopback network interface
auto lo
iface lo inet loopback

#The primary network interface
allow-hotplug eth0
iface eth0 inet static
address 10.0.0.2
netmask 255.255.255.0

#the secondary network interface
allow-hotplug eth1
iface eth1 inet dhcp

kali linuxのIPアドレスはip aコマンドの「2:」で表示されたinetを設定
以下のサイトで2はNATであるということが記載されているため
https://qiita.com/miyagaw61/items/b44a89eb636d16de010c

TeraTertを起動して上記のIPアドレスを指定したのですが接続できません。
そもそもKali IPアドレスの確認の仕方が間違っているのでしょうか？

Virtual Boxに詳しい方がいましたらご回答いただけないでしょうか？

Answer 1

自己解決できました。
原因はホストオンリーネットワークの設定ができていないことでした。
VirtualBoxの環境設定でアダプターの設定を行ったところできました。
お騒がせしました。

Answer 2

VirtualBoxのNATアダプターはホストからゲスト方向へのリクエストを透過しません。その方向への接続を行えるようにするにはいくつか方法がありますが、Qiitaのページを参考にしたのならホストオンリーアダプターを用いる方法を採っているものと思われます。

ホストオンリーアダプターはホストとゲストの間だけ双方向通信ができるアダプターで、これをアダプター2として設定し、ホストで接続したいアプリ（この質問の場合はTeraTerm）からゲストのアダプター2によるIPアドレスを指定することで繋ぐことができるはずです。

以下のサイトで2はNATであるということが記載されているため

と記された意図がよくわからないのですが、ip aコマンドで2番目、3番目に出ることと、VirtualBoxの仮想マシン設定におけるアダプター番号とは直接関係はないでしょう。VirtualBoxマネージャーのメニューで、ファイル→ホストネットワークマネージャーと選択すると、ホストオンリーネットワークで使用するアダプターのIPアドレスとサブネットマスクが設定できますが、ゲストでこれと同じサブネットに属しているのはeth0とeth1のどちらでしょうか。同じサブネットのIPアドレスの方に繋いでみましょう。

もちろん、ゲスト側で接続を受け付けるサービスが正常に起動していることが前提にはなりますが。

Comments

[Linkey]

ホストネットワークマネージャーを確認してみたところIpv4アドレスマスクはXXX.XXX.XX.X/24となっています。
サブネットは24の部分のことでしょうか？
kali linuxのターミナルでip aを実行して確認してみたところeth0、eth1のinetはどちらもサブネットは24になっています。

[keicha_hrs]

違います。まず/24についてですが、これはサブネットマスクの表現方法の一つです。よくネットワークアドレスを設定するとき、

IPアドレス 192.168.0.1
サブネットマスク 255.255.255.0

みたいな設定をすることがしばしばありますが、このときサブネットマスクの設定を2進数で見ると先頭から1が24個並ぶことになります（255は2進数で11111111と表現される）。ですから、これを

192.168.0.1/24

と1行で表現する方法もよく見られます。他の例をあげれば、

192.168.0.1/16

と表現されたのなら、このときはサブネットマスクは255.255.0.0ということになります。

次にサブネットですが、IPアドレスとサブネットマスクの論理和によって表現される「小さなネットワーク」の概念のことです。先の「192.168.0.1/24」の例ならば、サブネットマスクが24ビットなので、下位8ビットによってのみ構成される小さなネットワークのことです。即ち、192.168.0.0〜192.168.0.255の範囲ということになります。先頭（192.168.0.0）と末尾（192.168.0.255）は特殊な用途があるので、実際にこのネットワークに属するコンピューターに割り当てられるのは192.168.0.1〜192.168.0.254の253個のアドレスです。

といった予備知識に当てはめて、ホストネットワークマネージャーで見たIPv4アドレスとマスクから導かれるサブネットに属するアダプターはeth0とeth1のどちらですか？という話です。