組み込みLinux QMLアプリ 日本語表示できない

Question

組み込みLinux(Yocto)用のQMLアプリを作成しております。
その中で日本語表示が□となってしまう状態です。

元々"/usr/share/fonts/truetype"内に
DejaVu*.ttfしかなかったため、TaKaoフォント4種を追加しました。
但し、これだけでは状況は変化致しませんでした。

Takao*.ttfをLinux,QMl側に反映する方法ご存知の方がおられましたら
ご教授いただけないでしょうか。

Linuxカーネルバージョン
4.14.98-imx_4.14.98_2.0.0_ga+g5d6cbea
Qt(Windows10上VirtualBox ubuntu16.04)
Qt 5.10.1 (GCC 5.3.1 20160406 (Red Hat 5.3.1-6), 64 bit)

Answer 1

解決のため、2点試したところ表示される事が確認出来ました。

1.日本語ロケール対応

2.ttfファイルの再配置
fc-listにsazanami-gothic.ttfが登録されておりましたが
i.mxが参照するフォントファイルとQtが参照するフォントファイルが異なるようでした。

/usr/share/fonts/truetype/sazanami-gothic.ttf
上記パスにsazanami-gothic.ttfはありました。

/usr/lib/fonts/
こちらにttfファイルをcpする事により、Qtで日本語表示する事が出来ました。

日本語ロケール対応については私が行ったわけでないため、詳細は記載できませんが
ttfファイルの再配置を行うだけでも、対応できる可能性があります。

Takaoフォントを使用する予定でしたが、元々sazamamiが入っているため
外部から入れたフォントを使用しない事としました。

Answer 2

Linuxのフォント設定は、fontconfigというソフトウェアで管理されています。

元々"/usr/share/fonts/truetype"内に

DejaVu*.ttfしかなかったため、TaKaoフォント4種を追加しました。
但し、これだけでは状況は変化致しませんでした。

基本的に、フォントファイルをコピーしただけでは使えません。
「fc-cache」を実行してください。

とりあえず、「fc-list」を実行すると使えるフォントがリストアップされますので、Takaoフォントがあるか、確認してみてください。

さて、これでフォントは使えるようになりましたが、勝手に使うわけではありません。

1. アプリケーションでフォントを指定する。
2. システム全体でデフォルトフォントをTakaoフォントに設定する。

のいずれかをしなければなりません。

1.のアプリケーションに関して。
QMLは使った事がないのでわかりませんが、QtであればQGuiApplication::setFont関数でアプリケーション全体のデフォルトフォントを指定できるそうです。

2.のシステムのフォント設定に関して。
こちらもあまりよく知らないのですが、先程も言ったとおりfontconfigの設定ですので、「fontconfig」でググれば参考になるサイトはいくらでも見つかりましたので、そちらを参考にしてください。

Answer 3

環境変数の LANG=ja_JP.UTF-8 は指定していますか？

Comments

[hiromaru_0430]

ご回答ありがとうございます。
# set | grep LANG
LANG=ja_JP.utf8
環境変数自体は指定しております。