c++ ラムダ式のローカル関数の宣言は、毎フレームしてよいか

Question

ローカル変数は、スコープに来るたびにメモリを確保、スコープ抜けで解放していると思いますが
ラムダ式のローカル関数の実体も同じなのでしょうか？

void loop(){//毎フレーム呼ばれる
     auto xxxx = [&a](int b) { 長い記述 };
}

ローカル関数の中身の記述が長く複雑な場合など、毎フレームその宣言を呼ぶと処理が重くなったりしますか？
それとも静的変数やグローバルな関数のように、ローカル関数も実体のメモリ確保は一度きりですか？
キャプチャの有り無しでも違いますか？
よろしくお願いします。

Answer 1

重いの定義に依りますが、心配するレベルではないと思います。

ざっくりとどういう風に書き換えられるかというとこんな感じです。

void loop(){
   int a = 0;
   auto xxx =[&a](int b){a += b; return a;} 
   std::cout << xxx(10) << std::endl;
}

//この書式の展開方法

int func(int &a, int b){a += b; return a;}

struct sfunc{
   int &a;
   int (*pfunc)(int &, int);
}

void loop(){
   int a = 0;
   sfunc xxx = sfunc(&a, &func);
   std::cout << xxx.func(xxx.a, 10) << std::endl;
}

なので、関数ポインタとキャプチャを諸々を含んだ構造体を作り、
それをうまい感じに関数呼び出しに変える、って感じです。

やっていることは構造体作成のコストだけなので、
リアルタイムにインタプリタみたいな作業が発生しているわけではありません。

Comments

[clateratail]

おお、なるほど、非常によく分かりました
具体例まで記述していただきありがとうございました！