ios::ateの意味

Question

ios::ateでファイル位置を末尾にしたのですが、
writing this to a fileはファイルの先頭に出力されています。
ファイル位置の認識とios::ateの認識がどうやら間違えているみたいです。そもそもファイルの末尾といっても、何も書いてないファイルならどこを指しているのかは分からないような気がしました。（メモ機能でenterを押せばいくらでも空白はできる、それともenterを押すときにメモリを増やしている？）

コード

int main () {
  string line;
  ofstream myfile;
  myfile.open("example.txt",ios::ate);
  if(myfile.is_open()){
  myfile << "Writing this to a file.\n";
  myfile.close();
  }
  ifstream thisfile("example.txt");
  if(thisfile.is_open()){
	 while(getline(thisfile,line)){
		 cout<<thisfile.tellg()<<endl;
		 cout<<line<<"/n"<<endl;
	 }
	 cout<<thisfile.eof();
  myfile.close();
  }
  return 0;
}

Answer 1

オープン・モードにios::appを追加すると、追記になりますよ。

ここに説明がありました。

ateフラグは、ファイルを開くと同時に、ファイルの末尾にシークします。追記モードとは異なり、その後、プログラマの意思でシーク位置を移動させることができます。追記モードでは、常に末尾にしか書き込めません。 シークの仕方は後で説明します。

Comments

[reotantan]

質問が分かりにくくてすいません、お聞きしたかった事はateフラグをつかって書き込んだら、
空白
空白
空白
空白
文字のようになるのかなと思いました。
何も書かれていないファイルの末尾とは、コンピュータはどのように認識するのでしょうか？

[Chironian]

何も書かれていないファイルとはサイズ0のファイルのことでしょうか？
その場合は、先頭＝末尾です。

でも、どうもreotantanさんは「空行」のことを「空白」と呼んでいる気がします。
その場合、「空行」は、Linuxの場合"\x0a"、Windowsの場合"\x0d\x0a"です。それぞれ1バイトと2バイトの領域を占めます。
これらの「空行」が書かれている場合、その最後の「空行」の終わりの位置になります。

そして、ios::inも指定しないとファイルを読めないので、ファイル末尾へ移動できないようです。
下記のようにすれば、末尾へ書き込めました。

> fstream myfile;
> myfile.open("example.txt",ios::out|ios::in|ios::ate );

[reotantan]

なるほど、そういう事でしたか。空行のファイルの末尾に書き込んだら、先頭に文字が並んでいたので少し気になってしまいました。とても分かりやすい解説ありがとうございました