Pythonにて配列に書く、：:-1とは何でしょうか？

Question

Pythonで、ある一つの配列に対して何かを行っていると思われる書き込みがあり、その中の::というものが何なのかわからないです。

        # 鏡のように映るか否か
        if mirror is True:
            frame = frame[:,::-1]

ここのframeという変数に入れようとしている部分です。下記URLを参考にしています。
https://qiita.com/wkentaro/items/3d3bee56445894da879e
カメラから取り込んだ映像の情報とは一つの配列だったのかとわかりました。
あと[]内の左の:は行全部という事だったと思います。
右の::-1が何なのかわかりません。:-1ならば列全部の意味だったと思いますが、調べても全く出てきませんでした。
どなたかわかるかた、教えて頂きますでしょうか？

Answer 1

リファレンスに説明があります。

s[i:j:k] s の i から j まで、 k 毎のスライス

　

s の「 i から j まででステップが k のスライス」は、インデックス x = i + nk （ただし n は 0 <= n < (j-i)/k を満たす任意の整数）を持つ要素からなるシーケンスとして定義されます。言い換えるとインデックスは i, i+k, i+2k, i+3*k と続き、 j に達したところでストップします (ただし j は含みません)。 k が正の数である場合、 i または j が len(s) より大きければ len(s) を代わりに使用します。k が負の数である場合、 i または j が len(s) - 1 より大きければ len(s) - 1 を代わりに使用します。i または j を省略または None を指定すると、 "端" (どちらの端かは k の符号に依存) の値を代わりに使用します。なお k はゼロにできないので注意してください。また k に None を指定すると、 1 が指定されたものとして扱われます。

::-1だと、開始・終了がデフォルトで、ステップが-1なので、逆順になります。

Comments

[Java_Test2019]

有難う御座います。
ちょっとリファレンス読みます。リファレンスや公式ドキュメントって説明が非常に難しくて・・・避けてましたがいつまでも避けていては身に付きませんよね。わかり次第なにか把握連絡します。

[LouiS0616]

numpyのスライスについて語っているのはnumpyのリファレンスです。例えば組み込みリストにはスライスの組は渡せません。
とは言え発想の根本は一緒なので、Pythonのシーケンス処理を学ぶのも間違いではありませんが。

[otn]

そうですね。リンク先は読んでなかったので、リストだと思って回答していますが、リストでないならそのクラスのリファレンスを見るのが確実です。

Answer 2

画像配列の実体はnumpy.ndarrayです。

---

適当に実験してみると良いです。

>>> import numpy as np
>>>
>>> arr = np.array([
...     [11, 12, 13],
...     [21, 22, 23],
...     [31, 32, 33],
... ])
>>>
>>> arr[:,::-1]
array([[13, 12, 11],
       [23, 22, 21],
       [33, 32, 31]])

行はそのまま、列は反転していることが分かります。

一般にスライスは 開始:終了:ステップ幅 を与えることができます。
ステップ幅がマイナスの場合は逆順です。

Comments

[Java_Test2019]

有難う御座います！-1が鏡の役割を果たしていたのですね。ステップ幅ですね。