厳しめにいうと、クライアントはあなたにお金を払って依頼しているわけではありません。
あなたの仕事はあくまでサービスという大きな括りの歯車のひとつに過ぎません。
クライアントは提供されるサービスに対する対価を払っているだけです。あなたはその大きな対価をした仕事分わけてもらっているに過ぎません。
「この程度の作業にお金を払ってくれるなんて」思う気持ちは分からなくもないですが、それはクライアントにもプロジェクトメンバーや仕事をとってきた会社にも失礼です。どんな作業でも先にユーザーがいることを忘れずに誠心誠意対応しましょう(もちろん怠慢であると指摘しているわけではないです)
私が好きな曲のフレーズにこういうのがあります。
僕のした単純作業がこの世界を回り回ってまだ出会ったこともない人の笑い声を作っていく
記憶から引っ張り出したので一字一句合っているかわからないですが、こんな感じ。興味あったら調べてみてください。歌詞全体読むと共感できる部分や「なるほどな」と思う部分もあるかもしれません。
さて、自身で仕事をコントロールできるようになるにはそれこそ相当の技術や知識、経験が必要です。
なにを「エンジニアしてる感」とするかは人それぞれですが、今やっていることは誰もが通る道です。
今すぐ「してる感」を得るのは難しいかもしれません。
でも、あなたの作業も歯車のひとつで、欠けてはサービスが成り立たなくなる可能性もあるわけです。
そう思うとすこしは考え方が変わるかもしれませんね。私が紹介した歌のフレーズのようにそれが些細な生き甲斐になることもあります。
言っても、仕事は自分の生活のためです。
どんな作業でも自分がいきるために必要と割りきってやっていくことも必要でしょう。
私もそれなりに長くやってますが、「これはやったなあ」と思える仕事にであった経験はそんなに多くはないです。残業が多ければいいってわけでも定時退社が当たり前でもいいとは思いません。
もちろん希望は出しますが、そのときに希望に合致する仕事ってなかなかないもんですよ。
さて。
「ひとつ上の段階にいくための勉強」ですよね。
作業的に定型的なものが多いのであれば自身の時間もとろうと思えばとれるのではないでしょうか。
でしたら、なるべく多くの時間、勉強にあてましょう。本を読むよりもtrial and errorでどんどんコードを書くことです。
ある程度目的を持って、なるべく期間と区切りをもつようにすると「達成感」も得られて、モチベーションも保てるでしょうし、仕事の方にも前向きな影響が出てくると思います。