Pythonのwin32com.clientをLinuxで利用したい

Question

お世話になっております。

◆概要
今回はZabbixでの監視にPythonのスクリプトを利用したWMI監視でWindowsサーバーを
監視したいのですが、スクリプトを実行した際にwin32com.clientが存在しないと
Pythonに怒られてしまいます。

当方Pythonのモジュールの導入についてはまったくの素人の為、なぜ利用できないのか
といったところで進捗がない状況です。

◆詳細
・監視サーバー（Zabbix）
Pythonを使ったスクリプト監視でWMIクエリを発行し、Windowsサーバーのリソース情報等
の監視を実現したい

・スクリプトについて
私自身がスクリプトを作成しているわけではないため、どのような内容のスクリプトなのか
は不明です...
導入したモジュールのみでは不足しているようです。

◆バージョン情報
CentOS 7.6 64bit
Python 3.6.6
Zabbix 3.0.25

◆Python導入モジュール情報
Package Version

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pip 19.0.3
pywin32-ctypes 0.2.0
setuptools 39.2.0
WMI 1.4.9

◆導入したいモジュールについて
Linuxでwin32com.clientを利用できるモジュール
（自分で調べた限りではwin32comはWindows専用でLinuxには導入できないという
認識です。）

pip install 以外での利用方法等がわかる方いらっしゃいましたらご回答いただけますと
幸いです。

Answer 1

残念ながら、

The Python WMI module is a lightweight wrapper on top of the pywin32 extensions（PyPIより）

とのことで、WMIモジュール自体がWindows上のPython拡張（pywin32）を前提として作られているため、Windows以外の環境では利用できません（pywin32自体もWin32 APIを呼び出すものですので、Windows環境以外では呼ぶべきWin32 APIがありません）。

• WineでWin32 APIをシミュレーションして使う（動くかどうかはわかりません）
• impacketなど、PythonネイティブでWMIプロトコルを実装したライブラリを利用する形で書き直す

など、大幅に手を入れる必要があります。

Comments

[KT_]

ご回答ありがとうございました。
やはりWindows環境下でのみ利用できるとのことでモジュールのインストールや利用方法について
再度検討したいと思います。