Oracleデータベースのコミット処理中について一貫性を保つ方法

Question

Oracleデータベースのコミット処理中について

Oracleデータベースの２テーブルに対してそれぞれ、更新処理、追加処理
を行いCommitします。

1. テーブルＡ更新
2. テーブルＢ追加

Commit中に他のセッションからそれぞれのテーブルに対して、
SELECTが行われた場合、テーブルＡは更新されて排他処理が外れているが、
テーブルＢの追加がまだ行われていない
といったことは発生しえますか？

発生しえる場合、Commitが完了するまで、SELECTの結果にたいしてトランザクションの一貫性を保つ方法はありますか？

Answer 1

津島博士のパフォーマンス講座　第18回 ロックについて

質問の事象は**Dirty Read（ダーティ・リード）**と言われるものです。

別のトランザクションで更新されているデータ（書込みロックされたデータ）でも読込むことができるため発生する矛盾です。つまり読込みロックを獲得しないために発生します。

発生するかどうかはトランザクション分離レベルによります。

oracleでのデフォルトはREAD COMMITTEDです。そのままならダーティリードは発生しません。

Answer 2

回答ありがとうございました。

Oracleの設定はデフォルトの「READ COMMITTED」であったため

起こりえないことは理解しました。

ありがとうございます。

Answer 3

ありえません。そのためのトランザクション処理機能です。

Comments

[otn]

> テーブルＡは更新されて排他処理が外れているが、

はあり得ないのですが、saziさんの回答に書かれているように、意図的に、排他が掛かっているレコードを読むようにする事もできます。