基本情報技術者試験について

Question

基本情報技術者試験 平成29年度秋期問19についてです。

図のメモリマップで、セグメント2が解放されたとき、セグメントを移動(動的再配置)し、分散する空き容量を集めて１つの連続領域にしたい。1回のメモリアクセスは4バイト単位で行い、、読取り、書込みがそれぞれ30ナノ秒とすると、動的再配置をするのに必要なメモリアクセス時間は合計何ミリ秒か。ここで、1kバイトは1000バイトとし、動的再配置に要する時間以外のオーバヘッドは考慮しないものとする。

図
[セグメント1(500kバイト)][セグメント2(100kバイト)][セグメント3(800kバイト)][空き(800kバイト)]

補足：][←これはくっついているものです。なので全体の形は長方形でセグメントごとに区切ってあると考えて欲しいです。

解説は、セグメント2が解放されるため、セグメント3がセグメント1の方に詰めることができ、空き領域が１つにまとまる。再配置のためにセグメント3のメモリにアクセスする回数を800k÷4＝2×10^5回で、アクセスするたびに30ナノ秒＝3×10^-8秒かかり、さらに読取り書込みで2回処理が必要。
アクセス時間の合計は、2×10^5×3×10^-8×2＝12×10^-3秒＝12ミリ秒です。

質問はこの解釈で良いのかと読取り書込み処理の回数は2×10^5の2の部分のことを指しているのでしょうか？この2の部分が3になると処理回数は3回に増えるのでしょうか？

よろしくお願いします。

Answer 1

ここ読みましたか？

ここで、1kバイトは1000バイトとし

移動させたいセグメント3は800kバイト、つまり800 000(80万)バイトです。
1回のアクセスで4バイトなので、800 000 ÷ 4 = 200 000(20万)回の読み込みが必要です。
この200 000を、2×10^5と書いているだけです。つまり読み取り、書き込みの回数はいずれも2×10^5回です。

Comments

[hitoshi96]

そうなんですね。見落としていたようです。
では、読取り書込みで2回処理が必要とはどういうことでしょうか？

[swordone]

読み取りにも書き込みにも、どちらにも「メモリへのアクセス」が必要になります。
80万バイトのデータの移動に、読み取り20万回、書き込み20万回必要だということです。

[hitoshi96]

読取りと書込みで1回ずつ処理をしているから2回処理が必要ということですね！
やっと謎が解けました！
ありがとうございます。

Answer 2

(2×10^5)×((3×10^-8)×2)
= (操作回数)x((リードorライトタイム)x(リード+ライト)
です。

2×10^5の2の部分

800000バイトを4バイトずつ読むと、読み取り回数は200000回。2の部分はこの先頭の2です。

物理的な操作は、(セグメント3から)4バイト読む、空きの先頭に4バイト書く、を200000回やることになります。これを計算したほうが分かりやすいかもしれないです

Comments

[hitoshi96]

ご回答ありがとうございます。
物理的な操作がわかりやすかったです。
想像しやすかったのでありがとうございました。