Windows バッチ 比較について

Question

バッチに関しては全くの初心者です。

以下のバッチを実行すると、"★"が返ってくるのは、
比較対象が08、09の場合のみです。

If 01 lss 1 echo ★
If 02 lss 1 echo ★
If 03 lss 1 echo ★
If 04 lss 1 echo ★
If 05 lss 1 echo ★
If 06 lss 1 echo ★
If 07 lss 1 echo ★
If 08 lss 1 echo ★　　　　→★が返ってくる
If 09 lss 1 echo ★　　　　→★が返ってくる
If 10 lss 1 echo ★

上記すべて★が返ってこないことを期待したのですが、
なぜなのか、理由をご教示いただけると幸いです。

Answer 1

lssの比較は両方とも数値に変換出来る場合のみ数値比較で、それ以外は文字列比較（先頭から1文字ずつ大小比較）です。

0で始まる数字は八進数を表すと決まっているので、例えば010は8と等しくなります。
08や09は有効な八進数ではないので、数値とみなされず、文字列比較になります。その結果、先頭の0と1を比較して0の方が小さいとなって、lssが真になります。

どう解決するのかは、どういうデータとどういうデータを比べたいか次第です。

Comments

[eeeeesaa]

簡潔なご回答ありがとうございます。納得致しました。

Answer 2

コマンドプロンプトでは0で始まる数値は8進数の数値と解釈されますが、08や09は8進数としてはあり得ない値なので数値として解釈されずif内の条件部は左辺と右辺の文字列比較を行います。
文字列比較でのlssはファイル名でのソートのように文字コードが左辺が右辺より小さい文字コードであれTrueとなります。
数の文字コードは0123456789の順で0で始まる文字列は1より小さい文字コードなので08や09と1の比較はTrueとなります。

if hoge lss fuga echo true
結果:(なし)
if fuga lss hoge echo true
結果:true
if 08 lss 1 echo true
結果:true
if 1 lss 08 echo true
結果:なし