CCNAの勉強中でしょうか。実際に見たことがないとイメージしづらいと思います。
S0/0というのは、シリアルポート 0スロット 0ポート を表しています。
同様にFa0/0というのは、ファストイーサネット 0スロット 0ポート を表しています。
ファストイーサネットは普段よく使用するLANケーブル(RJ45)の形状をしています。
シリアルというのは、いにしえの接続形態です。昔は企業の拠点と拠点を接続するのにシリアルを使用して
いたそうです。(厳密に言うとルータのS0/0と電話のモデムをシリアルでつないで、電話網で通信)
シリアルポートは今は使いませんが、CCNAなどのCisco試験ではそのような経緯があって、WAN側を
S0/0などとする風習があるようです。
追記
S0/0とFa0/0の見た目の違いについてはflanさんが回答されていますので、こちらでイメージできるかと
思います。
R1、R2、R3がFa0/0で接続されているのにも関わらずS0/0、S0/1でも接続されていることに疑問を持たれているとして回答します。
ルータのコンフィグによりますが、これはS0/0、S0/1をバックアップ回線として使用している構成だと思います。
Fa0/0で各拠点が接続していますが、例えばR1のFa0/0インタフェース自体や接続しているケーブルが壊れた場合、
普通だとR1配下のネットワーク(192.168.1.0/24)には他拠点(R2,R3)から通信できなくなりますが、
S0/0、S0/0を接続することで万が一Fa0/0が壊れてもシリアルポートを通って通信できるようにしていると思われます。
現実としては、結局Fa0/1が壊れたら通信できなくなってしまうのであまり良い構成ではないと思います。