2色で構成されている色領域の平行線部分の検出と描画

Question

いつもお世話になっています。

前提・実現したいこと

以下の画像の平行、もとい隣り合っている
（↑接していないので正しい表現ではない)
部分(この画像でいう所の真ん中)を抽出したいです。

互いに“近しい”ところを検出し、(“近しい”に対して閾値を設ける必要あり？)
その中で、同じ方向である領域の最大の領域(主方向成分というやつ？)
を検出すればいいのだろうと思うのですが、
下図のように2色の間に別の色が存在するため、解決に苦戦しています。

それぞれの色についてのマスクイメージは
cv2.inRange()とcv2.addWeighted()で出来ているのですが、
どのようにすればよろしいでしょうか。

↑このような画像を与えられたら

↓このように赤色で平行線部分を抽出したい

Answer 1

黄色領域と緑色領域に関する

マスクイメージ

がある，ということならば，
白い領域群 = (画像全体　- (黄領域 + 緑領域) )　として得られます．
あとはこれらすべてを含む矩形でも求めてやればよいのでは．
（含めちゃいけない白領域も存在するなら適当に判定する必要はあるでしょうが）

Answer 2

左上隅から右に向かって色の変わる位置を調べ、同様に右下隅から左に向かって色の変わる位置を調べて、その値と画像の幅と大きさの値で矩形を描けば、思惑の描画ができます。
OpenCVの操作は不慣れなため未検証ですが、概ね以下のようなコードの流れで可能でしょう。

// 画像オブジェクトをimgに取得済みとする。

// 画像の大きさを取得する。
Size sizeimg = img.size();
double height = sizeimg.height;
double width = sizeimg.width;

double i, left, right;

// 画像の左上隅の点と右下隅の点の座標を取得する配列を宣言する。
double[] basepoint = new double[3];
double[] endpoint = new double[3];

// 左上隅から右に各点の色を調べて違った位置を見つける。
basepoint = img.get(0, 0);
i=0;
while(i<width || basepoint.equals(img.get(i,0))){
 ;i++;
}
// 左の塗り始めのX座標を取得。
left = i;

// 右下隅から右に各点の色を調べて違った位置を見つける。
endpoint = img.get(width-1, height-1);
i=width;
while(i>=0 || endpoint.equals(img.get(i,height-1))){
 ;i--;
}
// 右の塗り終わりのX座標を取得。
right = i;

// 画像の幅と高さと取得した座標を元に赤い矩形を描く。
rectangle(img, Point(left,0), Point(right, height-1), Scalar(0,0,255), -1, CV_AA);